東谷山MS

天候:曇り時々晴れ
三連休の最終日は、田代スキー場前の地王堂川を囲む東谷山~日白山を山スキーでめぐる山行に参加した。自分は山スキー道具を7-8年前に揃えたが、怪我やら病気やらで中々機会が無く、実質的に初MSでどうなることやらといった感じ。

昨年日白山をスノーシューで往復したときは、宿場の湯前の駐車場が一杯で、やむなく田代スキー場の駐車場に停めたが、前泊で早めに着いたこともあって今回はすんなり停められ幸先が良い。山テンによると午後から晴れてくる予想で山頂部での眺望を期待しながら準備に取りかかる。

二居の村落を抜けて、二居峠登山口を目指す。途中少し道に迷ったが、無事登山口を見つけスキーを装着する。登山口には、既に多くの踏み跡がつき人気のコースであることが伺われる。本日も我々のすぐ後ろにスノーシューの2人組がきていた。

杉林の中を快適にシールを効かせて登ること約1時間で二居峠に到着。他グループが登ってきたので、そのまま東谷山への尾根に取りつくが出だしがスキーで登るには急斜面でかなり苦労する。

その後も尾根をたどるものも、所々スキーではきつい急斜面が出てきて体力をかなり自分は消耗する。山スキーの5人グループやスプリットスノーボードの3人グループに抜かされてしまうが、スノーシューの2人組とは抜きつ抜かれつ東谷山まで行く。

送電線を過ぎたあたりで尾根の南側が開けてきて青空も出てきた。ただ、風はちょっと強めに吹いている。

東谷山への尾根が綺麗に見えるがここは風の通り道。

山頂手前の尾根は斜度が緩み、樹木が霧氷を纏い景色が素晴らしく気持ちが良い。風もここら辺は弱まり快適であるが、自分は少々ばててきてリーダーに遅れ気味だ。

天候がだんだん良くなることを期待していたが、山頂付近はガスで覆われていて眺望もなく風も強め。昼食休憩をはさみ、日白山方面の尾根を下っていく。

尾根の急な下りでスキーを外したりして、ペースが上がらない。抜きつ抜かれつしていた2人組は、本日は泊るそうでテン場を探しながら先に進んでいった。我々は、このペースと天候では予定どおり日白山に到達することは難しいと判断して来た道を引き返すことにする。

山頂直下でスキーを担ぐことにして歩いて下山する。所々スキーが枝に引っかかって歩きにくかったが2時間ほどの下りで二居峠に到着する。小休止後、スキーを履いて開けた山道を下るが、自分は2回ほどこけてしまい、慣れた方なら15分ほどの下りに40分程度かける羽目になってしまった。
天気予報がはずれ午後の天気が良くならず、自分も久しぶりの山スキーでペースがあがらず、日白山周遊が出来ず残念ではあったが、東谷山で引き返したのはナイス判断であったと思う。

 


メンバー:古巻(L) 高森 坂部
山域:谷川連峰
山行形態:スキー
コースタイム:
宿場の湯前P(7:26)-二居峠登山口(7:45/55)-二居峠(8:48)-東谷山(11:45/12:25)-東尾根引き返す(12:38)-二居峠(14:48/55)-宿場の湯前P(15:50)
地形図:土樽
報告者:坂部

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

TOP

プライバシーポリシー ©Copyright 2024 渓人「流」 All Rights Reserved.