舟鼻山

天候:曇り時々小雪

福島県南会津にある舟鼻山でスノーシューハイクを楽しんできました。ネットの過去記録によれば舟鼻山あたりは樹氷が美しいとのことで楽しみです。曇り予報ですが少しでも晴れ間が覗いてくれればよいな~と少しだけ期待して出発しました。舟鼻山トンネルを抜けてすぐの道路脇のスペースに車を停めさせてもらい、冬装備の準備です。舟鼻山の標高は1226m、㏇930ほどのところからスタートなので300mほどの高低差になります。道路を渡ってすぐの林道からスノーシューを履いて出発です。トレースはありませんが、凍って硬くなっているところに5㎝程度の雪が積もっている状態なので終始とても歩きやすかったです。

出発点の林道。駐車スペースからすぐアプローチできる。

林道をショートカットして登った以外はアップダウンもほとんどなく、体力余裕でスノーシューを満喫します。そしてなんといっても樹氷がとても綺麗でついつい写真を撮るのに足を止めてしまいました。一面曇り空だったので、モノトーンの感じでこれもまた雰囲気があって良かったです。古巻Lが「水墨画みたいだ。。」と名言を仰っていました。

林道沿いの樹氷。とても綺麗!
エビの尻尾。冬ならではの風景にいちいち足を止めてしまう。

 

舟鼻山頂上へ向かう斜面は登っているのかわからなくなるほど平坦です。GPSを頻繁に確認をしないと気付いたら谷のほうへ向かっているという、GPSがなかったら永遠に彷徨ってしまいそうなところです。ブナの森が素晴らしくスノーシューには最適な場所でした!

GPSを頻繁に確認する古巻L。方向感覚がわからなくなります。
ブナの森が美しい。新緑の季節も綺麗だろうな。

 

山頂に到着です。山頂と言われなければわからないです。思わず古巻Lに確認してしまいました。。当初、御前ヶ岳も登頂予定でしたが時間が足りず断念。お昼ごろまでと時間を決めて行けるところまで行くことにしました。

舟鼻山山頂、なんだか殺風景。。晴れた日はどんな景色が見れるのか再訪してみたい。

舟鼻山山頂から林道のほうへ下ると、御前ヶ岳のほうへ続くトレースがありましたが林道をそのまま進みます。ここまでくると人工物もなくなって雪深くなったなという印象です。

白と黒の幻想的な世界が広がっている。
遠くに目をやると、一面に雪景色が広がっている。

樹氷を見ながら歩いているとあっという間に1時間経っていました。時間がきてしまったのでここで終了です。この林道は御前ヶ岳とは別の方向に続いているので、御前ヶ岳に向かうにはどこかで尾根にのらなければいけません。ここからでは沢が横切っていて渡れそうにありませんでした(今年は雪が少ないせいか沢は埋まっていませんでした)。その場でお昼休憩をとり、林道を通って下山しました。駐車場には2時間ほどで戻りました。

帰りは林道で下山。樹氷にもいろいろあるようで、この辺りの樹氷は白い衣の天ぷらのようでした。

終始曇り空だったせいか風はほとんどなく快適に歩くことができました。無雪期ではただの林道歩きになってしまうので、ある意味積雪期限定のルートといってもよいのかもしれません。青空と樹氷のコントラストも間違いなく素晴らしいことでしょう。スノーシューハイクの良さを実感できたのでもっと行きたくなりました。冬の景色を楽しみながらゆるい感じで雪と遊べるところがよいのかも、、と個人的に思います。雪面が固くなっている急斜面でもスノーシューでばっちり登ることができたので、いろいろな場面で使えるのではないかと思います。楽しかったです!


メンバー:古巻(L) 星野 
山域:南会津
山行形態:雪山
コースタイム:
駐車スペース(7:55)-舟鼻山峠分岐(8:57)-舟鼻山山頂(10:34)-昼休憩(11:35/12:17)-舟鼻山峠分岐(13:34)-駐車スペース(14:06)
地形図:大芦・針生
報告者:星野

“舟鼻山” への1件の返信

  1. 時おり小雪の舞う天候だったせいで、静寂でモノトーンな感じでしたね。何だか時間の止まった中を彷徨っているような気がしていました。
    ここ数年気になっていたエリアを歩けて、御前ヶ岳までは行けなかったけれど、面白い一日を過ごせました。感謝。また行きましょう。

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