星野さんから出された今週末の雪山計画は当初蔵王を山形県側から宮城県側に抜ける計画であったが、東北・上越方面の天気が全般的に悪く中止となり、比較的好天が望める中部山岳方面の霧ヶ峰に計画を変更し実施した。星野さん、古巻さんは、今週末の雪山のためスノーシューを新調しておりその試し履きとしても手ごろな計画ではある。東京を早朝に出発すると車山の肩の駐車場に9時過ぎに到着したが、駐車場はほぼ満杯で止める場所を苦労して確保した。東北方面の天気が悪いので自分たちと同じように計画変更を余儀なくされた人たちが集中してしまったのだろうか・・・。お陰様で天気は快晴・無風ではある。
車山を目指して緩い登りを歩き出す。途中から少し斜度が強くなる山頂への直登ルートを選択する。
スノーシューの威力でツボ足にはならず登りやすい。フットリフターが必要な斜度ではないが機能性を確認するために試してみたりしながら登ってみる。お二人とも新調したスノーシューの具合にご満悦のようだ。
肩の駐車場の先には、乗鞍岳や中央アルプス方面がバッチリと臨める。
山頂の球状レーダを目指して登っていきます。
駐車場から30分ほどで車山山頂に到着。スキー場トップから直ぐのこともあり30人程の人で一杯でした。
諏訪大社の分社もミニ御柱とともに祀られています。360度の展望をしばらく堪能し、スキー場方面に下山を開始します。
スキー場トップの様子。トイレがあるかと立ち寄ってみたがなかった。
ゲレンデ脇をお邪魔させていただき、車山乗越方面へしばらく下っていきます。
ゲレンデ途中から降りやすそうなところを車山乗越に向かっておりていきます。
スノーシューなのでトレースのないところをあえて選んでいきます。
車山乗越に到着、雪原の中に十字の踏み跡がある感じ。我々は八島湿原方面へ歩いて行きます。
一応、気温は氷点下なので樹氷になっているところもあります。
途中から蝶々深山を目指してノートレースの雪原を横断していきます。スノーシュー歩きの醍醐味ですね。
ほどなく蝶々深山に到着!
八島湿原方面(写真では左上の雪原)へ下っていきます。
夏山なら結構なブッシュでしょうが、すいすいと歩けて気持ちが良いです。
八島湿原が近くなってきました。
手前の樹林帯に入ります。木の幹の周りはスノーシューといえど沈み込むので注意です。
何故か転んでしまった人。スノーシューを油断して踏んでしまったのかな。
八島湿原を眺めながら昼食休憩としました。
沢渡に到着。車が入れるようで駐車場がありました。
そこから肩の駐車場へはひと登り。MSのトレースがあります。
肩の駐車場に戻ってきました。この時期はトイレは一つだけ解放されていました。
一日中好天に恵まれ、雪質もスノーシュー向けで絶好の試し履きが出来ました。
帰りは諏訪の千人風呂で汗を流して地酒を購入して帰京しましたが、中央道は珍しく大渋滞しておりコロナ下から日常が戻ってきているのを感じました。
車山肩駐車場(9:56)-車山(10:25/45)-蝶々深山(11:38)-八島湿原(12:40/13:00)-車山肩駐車場(14:08)