今年も本格的沢シーズンを前に、徒渉訓練を行いました。
場所は、丹波川の三条新橋周辺です。
昨年の訓練では個人的に反省点も多く、少々緊張して当日を迎えました。
まずは、単独徒渉、流木徒渉を行いました。
流木徒渉では、棒の選択は重要です。強度はもちろん、太さや長さも重要ですね。
続いて、初めて相対徒渉をしました。
互いに肩を組むと足下が見えませんが、安定感はあるように思いました。
スクラムを組んで徒渉しました。
3人以上の場合、間の人はかなり安定するので、安心感がありました。
初心者や初級者がいる場合、間に挟むとよいでしょう。
続いて、ザイルを使って訓練をしました。
懸垂下降の要領で、自分が進む方向に体を向けて慎重に進んでいきます。
支点は石や木など、強度のあるものを探して使用します。
3人以上の場合、セカンド以降はヌンチャクを使います。
ラストは、ボディービレイをしました。
激しい水流では、ビレイヤーにかかる力は相当なものなので、
しっかりした足場がある場所で行う必要があります。
あっという間に正午となり、昼食をとりました。
先輩が作ってきてくれた豚汁は、凍えた体を芯から暖めてくれました。
お心遣い、ありがとうございました。
午後は、全員で上流部のゴルジュに向かいました。
これまでの雨で増水しているため、
普段なら簡単に超えられる場所でさえ、一苦労です。
ようやくゴルジュに着きましたが、ここも一筋縄では行きません。
左岸から飛び込んで右岸の岩を必死で掴みます。
帰りは、思い思いの方法で川を下り、今年の訓練は終了しました。
山行実施日:2019年7月7日
メンバー:小野(L) 長島 高森 伊藤
山域:奥多摩
山行形態:沢登り
コースタイム:
省略
省略
地形図:柳沢峠