岩トレ A班(日和田山)

天候:曇り

本格的な沢登りシーズンが始まる手前で毎年岩トレを行っています。今年も日和田山です。朝方は天気が怪しかったのですが、現地では問題なくトレーニングすることができました。

~午前~
2班にわかれ、当班は4名で岩トレ開始。まずは女岩で懸垂下降の復習です。懸垂下降途中での仮固定・本固定のしかた、利き手が負傷したときを想定しての逆手で懸垂下降もしました。実践前に仮固定・本固定の手順を平地で確認。下のロープを絶対離してはいけない状況で、ロープの持ち方やどちらの手でロープをエイト環にかませるのか丁寧に教えていただきました。

女岩で懸垂下降の復習を行う。

男岩の端のほうへ場所を移動しました。ここでは2名ごとにわかれ、ディレクションビレイでリードの確保、トップはビレイで登り、上で支点をつくり後続の確保、セカンドが登り、懸垂下降で降りてくるという一連の流れを練習しました。

男岩の端でリードの一連の流れを行う。大塚リーダーと高森さんのペア。

私は伊藤さんと組ませてもらい、最初にトップで登りました。右側を登って、途中でトラバースして真ん中に移るルートです。途中支点をとるときに、ヌンチャクのゲートの向きやロープの掛け方などモタついてしまったので、自宅などで日頃の練習が必要だと思いました。
上で後続の確保のため支点を作ります。自己確保をしてから別の木で確保の支点を作りました。この時もモタついてしまったので頭で考えなくてもスムーズにできなければだめだなと反省。小さな目標ですが少しづつ確実にできるようになりたい。。と思います。
次はトップとセカンドを交替して、伊藤さんがトップで登りセカンドで私が登ります。さっきとはルートを少しかえて正面を登るルートです。左には明瞭なガバがあるのですが、ハングしているのが難しくてゴボウで登ってしまいました。ここをトップで登れるようになりたい。

~午後~
午前中に行った後続確保の支点作りを復習。さっきは自己確保とは別で支点を作ったが、メインロープで自己確保をしつつ支点を作る方法。沢では支点がないことのほうが多く、ひとつの支点で自己確保と後続確保を行うことがあります。

女岩でプルージック登攀をしました。ロープに巻き付けたプルージックのフリクションの効きを確かめてから登攀開始。結び目を握ると下に落ちるので結び目の下を持ってずらしながら登ります。

女岩でプルージック登攀の練習を行う。

続いてクライムダウンの練習です。トップロープで上まで登って、確保の状態でクライムダウンで降ります。実際の沢ではこの高さをクライムダウンで降りるということはありませんが、沢下降や急斜面を下るなどの下降の練習も大切だと思いました。

~訓練終了~
訓練は無事終わりました!B班は訓練終了後に男岩のほうで登っていたので、少しお邪魔をさせていただいて見物。帰りの電車の時刻を気にしつつ早めにお暇しました~。みなさま、ありがとうございます、お疲れ様でした!

訓練終了後、男岩でクライミング。私には登る気力は残っていません😢

メンバー:大塚(L) 高森 伊藤 星野
山域:奥武蔵
山行形態:岩 訓練山行
コースタイム:
岩トレ開始(9:00)-岩トレ終了(16:00頃)
地形図:飯能
報告者:星野

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