大菩薩嶺

天候:晴

先日、当会で行った谷川岳の雪訓も終わり、冬山シーズンの季節になりました。
来週には天狗岳(八ヶ岳)を計画していることから、冬靴の足慣らしをかねて初心者向けの雪山・大菩薩嶺へ個人山行してきました。

JR塩山駅からバスに乗り、終点の大菩薩峠登山口バス停で下車。
バス停で降りた登山者は私ひとりでした。
バス停から20分ほど歩くと丸川峠登山口の駐車場に到着。
駐車場には車が3台停まっていました。
ここで身支度を整えてから、冬季閉鎖中の車止めゲートからはいっていきます。

右奥にある車止めゲートをくぐる。

少し歩くと、右手の千谷茶屋に方へはいり登山道にはいります。
そのまま進むと勘違いし、しばらく車道歩きとなりました。
日陰のところはうっすらと雪が積もっていましたが、日が当たるところはすっかり溶けていました。

車道から見える堰堤。バリバリに凍っている。

車止めゲートから1時間30分ほど歩くと上日川峠に到着です。
夏季には上日川峠バス停の運行があり、ここまでバスでくることができます。

上日川峠。

上日川峠から1時間30分ほど歩くと大菩薩峠です。
雪はほとんどなく、溶けた雪が泥でぐちゃぐちゃになっています。
凍っている箇所はなくチェーンスパイクの出番はありませんでした。

大菩薩峠。視界がひらけて気持ちが良い。

後ろを振り返ると上日川ダムの水面が綺麗に見えて、左には南アルプスを眺めながら登りました。
丸川峠のほうから登ってくると(今回のコースと逆方向)下りながら富士山を眺められるので、次の機会があればそのコースにしようと思います。
風もそれほど強くなく、帽子を深めにかぶってやりすごすことができました。

上日川ダム。富士山は見えない。
稜線がきれい。

気持ちのよい稜線も終わり、「雷岩」を過ぎると大菩薩嶺の頂上です。
頂上は樹林に囲まれ展望がありません。
風は凌げそうなので、ここで簡単に食事を済ませ早々と下山します。

大菩薩嶺(標高2057m)

帰りのバスの時間を気にしながら急ぎ足で下っていましたが、予定していた時間のバスは間に合わなくなり、諦めてゆっくりと。
丸川峠の丸川荘でトイレをお借りして小休止していると、動物の鳴き声が。
4匹の鹿の親子(小鹿が2匹いた)が遠くからこちらを見ていて、しばらくお互い見つめあってお別れしました。

大菩薩嶺から丸川峠までは、北面のため雪が多い。

今日朝に通り過ぎた丸川峠登山口の駐車場に戻ってきました。
朝に停まっていた3台の車は1台もなく、登山中に3組の登山者とすれ違ったので恐らくその方たちの車だったのでしょう。

「みそぎ沢」を渡る。土管のようなものが折れて崩壊している。

茶屋の前のベンチで、バスが来るまで休ませもらうことに。
茶屋の女将さんが「塩分補強でもどうぞ~」と自家製のお漬物をもってきてくださり、美味しくいただきました。
ごちそうさまでした!


メンバー:星野
山域:大菩薩連嶺
山行形態:ハイキング 個人山行
コースタイム:
大菩薩峠登山口バス停(8:01)-車止めゲート(8:18)-ロッヂ長兵衛(10:08)-介山荘(11:47)-大菩薩嶺(12:56)-丸川峠(14:14)-菩薩峠登山口バス停(16:12)
地形図:大菩薩峠・柳沢峠
報告者:星野

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