多摩川越沢

こんにちは。

梅雨明けと共に酷暑の日々です。こう暑いとササッと沢に出かけて水と戯れたいのですが家族の視線もあり、一人だけ遊んでばかりもいられずなかなか思うように出かけられません。しかし短い沢シーズンを逃してなるものか!何とかやりくりして月末の泊り山行と今週の計画を実施できることになりました。今回は入会して初めての単独行です。

今回は、近場で遡行記録が無くそこそこ長く歩ける沢で初心者の体験コースとなりそうな地元奥多摩の「越沢」に行って来ました。「越沢」は、奥多摩町棚沢と寸庭の間を御岳山から多摩川へと注ぐ沢で、水量こそ多くありませんが滝やゴルジュもありバリエーションに富むルートで、上部で「長久保沢(左俣)」と「孫沢(右俣)」に名前を変えます。さらに「長久保沢」は奥で「沢の川」と別れます。本流は「長久保沢」となります。途中にはクライミングゲレンデである「越沢バットレス」があります。また、沢筋に仕事道が通り、エスケープルートも取りやすいのも良い点です。装備はロープをはじめ一通り持っていきましたが使うことはなく全てフリーで行けました。途中、スリングが1か所、ハーケンが1か所残置されていました。

出合からすぐに寸庭川が合流します。合流点には立派な滝が掛かります。

お盆休みの混雑を避け6:00に入渓。朝から良く晴れて今日も酷暑となること確実ですが、御岳山までは涼しい沢を歩けるから楽しみです。寸庭橋の袂から多摩川を100mくらい遡ったあたりが越沢との出合いになります。出合いからすぐに左から寸庭川の滝が掛かります。滝の上部には寸庭橋から御岳山裏参道へ伸びる山道の橋が横切っています。この道はすぐ上流で流れを跨ぎ右上の松の木尾根へと続きます。橋を過ぎると左に荒れたワサビ田があり、なんと早朝から数名の方がワサビの収穫を行っていました。(*多摩川出会いからこのワサビ田辺りまで沢に沿って作業道が付いているのでそちらを進むのがおすすめです)ワサビ田を過ぎると作業道は一旦不明瞭になりますのでここから入渓すのが良いでしょう。間もなく壊れた橋の橋台が現れゴルジュ入口の目印となります。

水量が少ないもののゴルジュっぽい渓相が多いです
泳いでも良し、へつっても良し 岩のグリップは概ね良好です ここの右壁に残置スリングがありました
スライダー状を形成しています ソロだったので釜で泳いだだけでした みんなと行く時にはここで遊びたいですね
幅広の滝 滝はほとんど巻かないで登れます

ゴルジュはここ以外にも数か所現れて楽しませてくれます。川幅が狭く、人の訪れも無いので夏の間はクモの巣の猛攻にあいますがこれを木の枝で払いながら進むのが醍醐味です!クモの巣払いに疲れたら沢に目を向ければ透明感あふれる水や釜や小滝、ゴルジュが癒してくれます。どの滝も巻かないで登れるし、釜や淵も腰まで浸かれば突破できるし(泳ぎたければもちろんそれも楽しい!)怖いと感じる個所はほとんどないです。

Co345 子供のころは恐怖しかなかった越沢バットレス。 なんだかこの歳になり登ってみたい気持ちが湧き出しました
泳ぎたければ泳げるし、そうでなければへつれる そんな淵が多いです
Co625 この滝壺は埋まってしまっていましたが昨年の台風19号の増水で淵が蘇りました
今回の新発見!枝沢に立派な滝を見つけました。 10mくらいはありそうで直登は無理です

Co325でガーデンキャンプ場、Co345でバットレスキャンプ場跡で登山道へとエスケープも取れます。その後もいくつかの滝を超え、本流を忠実に詰め御岳山の宿坊が集まるあたりに出ましたが残念なことに最後の方でゴミが目につき始め、沢水に生活感の匂いも混ざってきました。はっきり言って幻滅なので途中から枝沢を大塚山方面へルートを取るほうがいいと思います。遡行後は御岳ケーブカーの山頂駅を通過するので良い休憩場所になります。ここで下山ルートを御岳か梅郷か丹三郎か寸庭にするか色々選べます。今回、下山は大塚山から鉄五郎新道を少し下り右にある寸庭川を下りましたが、この沢はワサビ田が多くみられましたが酷く荒れていたのでとても歩きにくかったので早々に作業道から寸庭林道へ逃げて下山となりました。寸庭下山なら鉄五郎新道をそのまま下るか広沢山から金平尾根を下ったほうが楽しそうです。

本流を詰めていくと作業道にぶつかり、そこには焼却炉が・・・ 途中の枝沢から大塚山に向かったほうが良いです
大塚山から鉄五郎新道を少しくだり Co860付近から寸庭川を目指し右へ下ります
荒れたワサビ田の横を下り林道へぶつかりました とても歩きにくかったです

無事に寸庭橋に戻ったのは13:30。国道411号の渋滞が始める前に戻ることが出来ました。

奥多摩には沢入門コースがいくつかありますが個人的には電車利用もできるこのルートが良いかと思います。

以上 牛久でした

遡行図

 


山行最終日:
メンバー:牛久(L) 単独
山域: 奥多摩
山行形態: 沢登り
コースタイム:
寸庭橋(6:00)-バットレスキャンプ場跡(7:00)-Co490仕事道(7:50)-Co510滝(9:30)-Co588孫沢分岐(10:15)
-Co815詰めの作業道(11:15)-Co920大塚山(11:50)15分休憩-Co850鉄五郎新道分岐(12:05)-Co500寸庭林道(12:55)-寸庭橋(13:30)
地形図:武蔵御嶽
報告者:牛久

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