寄沢~小屋ノ沢

 

天気予報が見るたび変わるのは やはり春だからでしょうか。

目覚めると 雨音が聞こえます。

しかも 家を出て御坂峠に向かうと

山々には うっすらと雪が積もっています。

御坂トンネルを抜けると 雪で一面真っ白です。

富士吉田市内

東富士五湖道路に入ると 路面も白くなりつつあります。

今日は 雨の沢旅になりそうです。

 

寄大橋に着き、すぐに雨具を着て 装備を身に付けます。

今日のメインは 「イイハシの大滝」 どんな滝なのか…

ゲートを越えてすぐの管理小屋

ゲートを越えて 雨山峠への登山道を進みます。

水源の森だけあって 人の手がよく入り 整備されています。

川の水量は少なく 緑色っぽい岩で川が埋め尽くされています。

崩壊が進んでいるようです。丹沢の沢は 岩が脆い印象があり 慎重になります。

崩壊した堰堤

ゴーロを進み 堰堤をいくつも越えると いよいよ寄沢の入り口です。

見落としそうな寄沢本流出合

奥にF1が見えました。逆層の岩に残置が見えます。

奥に見える F1 6m

F1は なかなかいい勢いで落ちています。水流横のリッジを登ります。

慎重に行きましょう。

屈曲していて先が見通せませんが もう少しで イイハシの大滝があるはずです。

見事な逆層 残置はありますが いつの物やら…

いよいよ イイハシの大滝が見えてきました。

3段45mイイハシの大滝 1段目5mと2段目25m 3段目は見えません。

1段目5mを登り 2段目へ…

写真よりも実際は 立って見える 中段25m

しばらく考えましたが…雨も本降りになり 巻くことにしました。

いつか この滝だけリベンジしたいですね。

懸垂3回

F1の上まで懸垂下降をして戻り、そこから急な斜面を巻いていきます。

落石注意

木と木の根を掴みながら 高巻きます。ちょうど滝の落ち口に出ました。

3段目の落ち口

慎重に下り、上部から滝を観察します。

3段目には大きな淵 下には2段目にあった残置スリングも見えた

3段目は登れないと 本に書かれています。大きな淵があるからでしょうか。

大崩壊地

緑色の岩は堆積岩なのか粒子が細かく、沢の中に泥のように溜まっているところがあります。

大崩壊地を過ぎると寄沢本流と小屋ノ沢の出合になります。

寄沢本流と小屋ノ沢との出合 堰堤左を登る

堰堤を越えて 小屋ノ沢に進みます。右から巻けるようです。

出合から最初の滝

ちょっと水流は ほとんどなく 雨が降っていなければ涸滝でしょうか。

この滝は 巻きました

6mくらいの滝が続きます。

岩が剥がれそうなので登るか登らないかは 慎重に判断しましょうね。

川床の縞模様が きれい

地層が とてもきれいに見えます。

埋もれた堰堤や 2m程小さな滝をつっぱりで越えていきます。

簡単に剥がれそうな岩

 

取り付く際は 慎重に…

登る、巻くの判断が難しい

巻きから沢へ戻っても 今後はあまりおもしろくなさそうなので

そのまま稜線に向かって登っていきました。

沢から離れ 登山道をめざす

しばらく登ると森林整備用の道があり、つづら折りに登っていきます。

ちょうど道標のある場所で 登山道に出ました。

登山道を雨山峠まで下ると 十字路になっています。注意書きがありました。

峠から寄大橋へ向かう登山道は、台風の影響で崩壊しているようです。

雨山峠の分岐から寄へ 沢の中を通るめずらしい道

橋や階段は 崩れ落ちていました。利用する方は自己責任でお願いします。

このコースは 台風の影響により通行止めになっています。

道標は ところどころありました。

階段や橋は 崩れています。

地図で現在地を確認しながら 下っていきます。

今回お目当ての滝は登れませんでしたが、泥壁の高巻き、ロープワーク、懸垂下降、滝の登攀等々 たくさんの要素が詰め込まれた沢旅でした。丹沢は 沢シーズンの初めに行くには よい場所です。依然としてコロナ禍ですが、今年の目標を立てて 取り組んでいきたいと思います。


メンバー:丸山(L) 高森 伊藤
山域:丹沢
山行形態:沢登り
コースタイム:
寄大橋前駐車場(8:24)-寄沢本流出合(9:08)-イイハシの大滝上(10:53)-寄コシバ沢出合(11:01)-小屋ノ沢出合(11:29) -登山道(12:58)-雨山峠(13:15)-寄大橋前駐車場(14:41)
地形図:大山
報告者:伊藤

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