モミソ岩(レスキュー訓練A班)

天候:曇り

渋沢駅に8時集合、車に分乗しモミソ岩に向かう。天気予報は16時ごろから雨模様でどんよりしているが、どうにかなりそう。モミソ岩前の路肩に車を止め身支度する。コロナで実施できなかったので久方ぶりのレスキュー訓練である。使う場面が無いにこしたことはないが、セルフレスキューはいざというときのための必須の習得技術である。毎年繰り返して実施しているが、コツ所を忘れており、繰り返し確認が重要であることを痛感した。

A班のメニューは以下の通り。天気が心配なので岩場のレスキューを優先して繰り返し再確認する。

1.リーダーレスキュー
A) ディスタンスブレーキによる介助下降
最初にメインザイルに振り分けシステムを作っておくこと。自分側5に対して要救助者3の程度の長さで作成する。ザイル繰り出し、停止の呼子による合図を決めておくこと。
B) 介助懸垂
2.ライジングシステム
1/1、1/3、1/5の確認
1/5でも引き上げは力がいる。プーリーが1個は欲しい。

3.懸垂下降からの登り返し(自己脱出シュミレーション)
フリクションノットの巻く数がザイルとスリングの太さで変わるので、ある程度感触を覚えておく必要がある。自己確保用のスリングの長さは腕を伸ばした長さまでとると効率的に登れる。

4.救急セット確認
テーピングテープや三角巾などチェック。各人足りないものがあったので補充する必要があることを確認した。

5.搬送法
A)ドラッグ法
B) 背負い法
スリンゲを使う方法
ザックを使う方法
ザック+雨具+棒を使う方法
搬送法はザックを使う方法が現実的だろう。実際背負うのは腰にきそうなので今回はやめておいた。

モミソ岩の右側の壁を主に使用して訓練を実施した。

自己脱出の訓練、アクションを大きくとれるように、自己確保のフリクションノットは長めにとった方が良い。ザイルの太さでフリクションノットの巻き回数も異なるので、経験で覚えることが必要だ。

気温は比較的高かったが、周辺にヒルはいなかった。

 


メンバー:石田(L) 牛久 坂部
山域:丹沢
山行形態:訓練山行
コースタイム:
モミソ岩(9:00-15:30)
地形図:省略
報告者:坂部

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