去る5月の平日に、下見を兼ねて只見町方面へ出かけたのだが、その際、只見町ブナセンターに併設の「ただみ・ブナと川のミュージアム」を訪れた。
展示は興味深く見ることができるし、また、「只見町の川地図」という、沢登りの山岳会会員としてはちょっと気になる地図も刊行しているので、購入してきた。以前、新潟県の関川村の山岳渓流地図も入手しているが、情報の密度の点では関川村の地図に軍配があがるものの、「只見町の川地図」も地元で編集した資料ということで貴重な資料だと思う。
6月15日、降雨のため山行を中止した際に再訪した。川地図を所望する会のメンバーもいたので、改めて必要部数を購入したのだが、その際に係員の人に話を聞くと、この川地図「結構評判がいいんです」とのこと。登山者や釣り人を中心に売れているらしい。
川地図の左にある、「登山&トレッキングBook」は只見町観光まちづくり協会が作った無料のパンフレット。「只見の湿原」は、企画展の解説をまとめた冊子で、こちらは500円で購入。
施設として観光客がどっと訪れる、という性格の施設ではないけれど、研究紀要をしっかり出していたり、企画展を工夫して行っていたりと、ちょっと応援したくなる施設なのであった。
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