飯豊 奥川白布沢十五黒沢

6月の初日はNリーダー計画の飯豊の沢始めに行ってきた。前泊地 道の駅「にしあいづ」では雨模様であったが、入渓時は晴れ、気温も上がり沢日和となる。弥平四郎登山口の駐車場まで舗装路で8時前に到着。駐車場周辺に蕨があったがこれは帰りに採取することにして、身支度し8時過ぎに出発した。

登山道を使って下降し奥川にかかる木橋を渡った右から流れこむ沢が本日遡行する白布沢。川幅1-2m程で、出発のブリーフィング時藪沢かもしれないとコメントしたリーダーの一言が頭によぎる。

少しは川幅が開けるがしばらく平凡な流れだ。

やっと4×5mの斜滝が出てくる。これは右を登って簡単に越えられる。

また平凡な流れに戻るが新緑の沢を歩くのは気持ちよい。30分ほど行くと1:1の二俣になる。計画通り左俣(十五黒沢)を選択する。

左俣に入ると小さな滝が出始める。が、特に問題なく越えられる。

雪渓脇の泥斜面に大量のウドが出ていた。

こちらはヨブスマソウ。お浸しにするとうまい。

この先、少し滝が続く。この5m滝は左側のスタンス・ホールドを拾って越える。

続いてでてくる凸状の5m滝は右が登れる。

幾つか小さい滝を越えて行くと、1枚岩の6m滝が出てくる。リーダーが右側をいけると読んで、泥斜面を登り、クラックに取り付き上段潅木にお助け紐をかけて後続をサポートしてもらう。後続は泥斜面でズルズル滑るが、お助けだよりでどうにか登りきる。

その先雪渓が出てきて、多少びくびくしながらくぐって通過する。

雪解け直後の斜面にアザミの若葉が群生していた。

新鮮なウルイの芽もそこかしこに出ている。

右から支沢が流れこむ先の4m滝は左を登るが上部が難しく小さく左側を巻いた。

この先の雪渓も速攻で潜り抜ける。

幾つか小滝を越えて行く。トイ状の苔むした3段滝は水流を気持ちよく直上する。

これはこの沢で出てきた最後の滝、5×7mといったところか。

沢は詰めの様相を呈し、水が涸れると落ち葉の積もった沢形を登っていく。

途中の雪田には熊のフンが・・・。

ほとんど藪漕ぎはなく、お昼前に1234mピークの西側の稜線につき上げる。三国岳、地蔵山方面を臨む。

稜線上の大木には所々切りつけがある。登山道はないが歩かれているようだ。

時間が早いので当初計画した中俣下降はやめ、代塚山まで歩き右俣を下降に変更する。稜線上は藪もなく歩きやすい。途中、中々よさげなコシアブラが所々にあった。

代塚山からの下降は特に問題なくすぐに沢形に入れる。

右俣には、せいぜい4m程度の滝がかかるだけで、どの滝もザイル無しで下降していける。

途中、トリアシショウマ、シドケ(もみじがさ)が結構あった。

特に難しいところもなく下降していくと、トチノキの大木に出会う。

左俣との出合いに2時40分頃につき、河原を下っていき駐車場に3時過ぎに到着した。駐車場の周りであっという間に十分なワラビを収獲。今宵の幕場の滝沢出合に移動し本日の収穫をひたすら茹でて調理して、醤油、ゴマ、みそ、酢味噌等の味付けで仕上げた。

これはごはんに後から油で炒めたコシアブラを混ぜ込んだ鮮烈な香りを放つ絶品コシアブラごはん。

焚火も盛大に熾き、山菜の香りを楽しみながら夜は更けていった。

白布沢十五黒沢は特に難しいところはなく、左俣は適度に滝がかかり楽しめる。右俣は下降向きで、ザイルを出す場面はなく、雪渓も少なかった。山菜の種類・量が豊富でおかずは不要であった。

遡行図

bema


山行最終日:2019年6月1日
メンバー:長島(L) 古巻 高森 坂部
山域: 飯豊連峰 阿賀野川流域
山行形態: 沢登り
コースタイム:
駐車場(8:02)-白布沢出合(8:10)-co750m二俣・十五黒沢左俣(8:48)-1234mP西鞍部(11:02)-代塚山(12:31/12:55)-右俣下降・co750m二俣(14:42)-駐車場(15:17)
地形図:大日岳

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