東沢釜ノ沢東俣

7/17:晴れ

梅雨明け直後に釜の沢に5名で行ってきました。忘れ物のためいったん自宅に戻ったので集合時間に遅れ、西沢渓谷駐車場を11時近くに出発。渓谷入口の売店でいつものよもぎ餅を人数分購入。久し振りの多目の人数での泊り山行です。

30分ほど渓谷沿い林道を歩き吊橋を渡り、東沢・鶏冠谷方面の標識に導かれ踏み跡を辿ると鶏冠谷出合いに10分ほどで到着。徒渉点の水量は膝程度で前日は雨が降ったようだがほとんど影響はない。

東沢左岸に付けられた山道を行く。特に危険なところはないがそれなりに気を配って歩く。

山道はホラノ貝のゴルジュ手前で川床に降りる。ゴルジュ遡行目的や釜ノ沢遡行目的のグループが10人以上が休んでいた。梅雨明け最初の連休なので多数入渓している。ゴルジュの奥には2名が取り付いていた。

ホラノ貝のゴルジュを巻くのに山道はここから急に高度を高度を上げるので一汗掻くと山ノ神に到着。安全登山を祈念し、ここから入渓する。

東沢に降り立つと流れは清く、空は青く夏が始まったという感じ。

ここからは、しばらく明るい河原歩き。右から東御築江沢、次に30mオーバーの乙女の滝をかける乙女沢が流れこむ。右の大岩壁を通過すると右から長大なスラブ滝を伴い東ノ滑沢が入る。景観が素晴らしく河原歩きを飽きさせない。

所々でてくるスラブを敢えてへつって越えて行くのが楽しい。この先10名ぐらいのパーティーが泊り場を作っていた。のんびりとした沢歩きもいいものですね。

西ノ滑沢が左からスラブ滝を伴って流れ込むところで小休止。暑いので水に浸かってクールダウンする。

15時過ぎに金山沢出合いに到着。正面岩に丁寧に赤ペンキで釜ノ沢が右方向であることを示している。手前の湧き水で喉を潤し、遡行を続行する。

直ぐに釜をもった10m魚留滝となる。

左に道標があるスラブ壁。ちと下部が滑りやすく慎重に登る。

その上は有名な千丈の滑、思い思いにひたひたの水流を歩く。ナメは左にカーブしていくところで急になってきて、3段のナメ滝をかける。トラロープのかかる左の樹林帯の巻き道を辿って越える。

しばらく行くと5m野猿滝となる。この滝も右の巻き道の開始に滝名道標がかかっている。

両門ノ滝は、西俣が30mスラブ滝、東俣が20mスラブ滝といった感じ。大きな釜に落ち込むが開けており明るい感じだ。ここも右に明瞭な巻き道があり、使わさせてもらう。

その先、右からマヨイ沢が5x10mのトイ状滝を伴って合わさると直ぐに12x15mの薬研ノ滝となる。ここも明瞭な右の巻き道を使って越える。

次に12mの黒い滝が懸っている。左壁の踏み跡をたどりこの滝を簡単に越えられる。

この先は、針葉樹の台地上の河原がしばらく続きテン場適地が点在している。最初の適地は、既に10名ぐらいで埋まっていた。次の適地のお二人に声をかけこの先はパーティはいないことを確認し一安心。30分ほど登り17時前に右岸の河原に整地された5人が横になれるテン場をみつけ今夜の宿とした。薪も豊富で夜は盛大に焚火を楽しんだ。

7/18 晴れ
翌日は朝から焚火を楽しんだ後に、6:50に出発。

しばらくは苔むした樹林帯の中の踏み跡をたどって行く。

30分ほどの登りで両岸が狭まり水流に復帰する。前方の8m幅広滝は右側を登ってみた。すぐ上で左から水師沢が1:2で合わさるとしばらくゴーロが続く。

斜度は若干強まってきて詰めの様相を呈してくる。小滝を交えたゴーロを登っていくと急なナメ床(滝)となる。右側の踏み跡を辿っていく。

踏み跡はそのまま木賊沢出合いまで続き、木賊沢をトラバースしさらに続く本谷のスラブ滝の右側つけられた巻き道を行く。

スラブ滝の上で巻きは終了。

ここから、岩盤状を登っていくと前方に水車小屋が見え始める。

9時半前に水車小屋到着。たっぷりと水分を補給した後、小屋裏手の山道をひと登りする。

甲武信小屋に到着。小屋番の「ビール飲んでけ」の言葉に後ろ髪をひかれるが、20分ほど休憩し下山をした。

途中戸渡尾根から富士山方面を臨む。風がさわやかで灼熱地獄に苦しめられることなく比較的快適に下山できた。

下山後は「はやぶさ温泉」で汗を流し、帰路に着いた。釜ノ沢は踏み跡や道標ががしっかりあり、沢登りというよりはバリエーションルートといった印象ではあるが初心者を連れての泊り沢としては、良いコースだと思った。

遡行図

 


山行最終日:2021年7月18日
メンバー:伊藤(L) 古巻 高森 冨田 坂部
山域:奥秩父
山行形態:沢登り
コースタイム:
7/17:西沢渓谷駐車場(10:55)-鶏冠沢出合(11:35)-山ノ神入渓(12:45/13:08)-釜の沢出合(15:05)-co1670m泊場(16:45)
7/18:co1670m泊場(6:50)-ポンプ小屋(9:18-27)-甲武信小屋(9:37)-近丸新道分岐(11:23-45)-徳ちゃん新道登山口(13:00)-西沢渓谷駐車場(13:35)
地形図:金峰山
報告者:坂部

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