道志川牧馬沢

天候:晴

ロープワーク集中練習にお付き合い頂きたい、が、できれば山行とセットで行いたい。
手頃な短い沢で、でも素敵な滝のある所で、さらに欲を言えば都心に近い所…
そして午後からロープ講習と併せて、焚き火で焼き芋もしたい………

…という欲張り(無茶振り)セットの企画を考えた時に条件がマッチした道志川牧馬沢。

山頂まで行かなければ山行時間4h程度の手頃な短い沢とのことで、午前中に牧馬沢遡行、午後から河原でお芋を食べながらロープワーク練習を行う計画にしました!

牧馬沢15m大滝。すごく迫力があります。


牧馬沢は入渓点近くにキャンプ場があり、民家に近い里山的な雰囲気があります。
なので参加者三人全員がかなり楽観視しておりましたが
今回も思いのほか高巻きがかなりアグレッシブな山行になりました。(笑)

・アプローチ

道志みち(国道413号)を県道518の津久井線方面へ行き、青馬橋へ。
青馬橋を越え、邪魔にならない空きスペースにて駐車。
道路より入渓点へ下る道ははっきりしていますが、うっかりしてると下降ポイントを見逃す恐れあり。

案の定、見逃してウロウロ迷いました(笑)


・遡行開始(09:00~)

入り口の看板を越えて、牧馬沢へ入渓しましたが、沢が無い…?
入渓点付近は伏流になっていましたが、しばらく歩いていくと徐々に沢の水が復活。

初めは幅広3m。キャンプ場からも来れる道になっているので右にロープがしっかり。

しばらく平坦な道を歩いていると、早速15mの大滝が出現。すごい迫力です!
キャンプ場の裏側から歩いて行ける距離にこんな滝があるとは。。

素敵!

素敵な滝を見ると、滝行写真を撮りたくなります


直登はとても難しそうですので、右岸より高巻きをします。巻道はかなりザレてる草付きの急斜面を気合いで小尾根まで登ります。

ザレザレな上に、雨で地面が滑って少し辛かった…

F1の3m滝付近まで戻れば、もう少しなだらかに登れそうなので
小尾根に繋がる良い道を探した方が良さそうです。(私たちは気合いで無理やり途中から)

岩崖を越えた所でトラバースして沢の方へ戻ります。

沢筋に戻ると、次は切り立ったゴルジュ帯が出現。
壁は垂直に切り立ち、ゴルジュの途中の左岸に12m滝もあります。

直角に切り立ったゴルジュ帯

12m滝 in ゴルジュ

ゴルジュを越えると、広い釜あり滝壺アリの3条11mの滝が出現。
こちらも直登は難しそうなので巻いていきますが、この大高巻きが大変でした。。。

こちらも右岸から巻きますが・・・

右岸から巻ける場所を探しましたが、少し戻った所に頼りない痩せ尾根があるだけでした。
登った先は、泥壁で手がかりがない急斜面に出てしまったので、
ロープを出して、ビレイしながら石田さんに先に登っていただきました。

午後から練習するはずのビレイを突如ここで実践…

30mザイルが足りなくなりそうな所で石田さんより「残置ロープがある!」との声が。

古い残置ロープあり。こんなところに?!

古い残置ロープがありましたのでゴボウで登っていきますが、かなりの急斜面、且つ
ロープの途中からは壁になっているので、ロープは最後までは活用できません。

右側の細いバンドへ、かなり滑る斜面を登らないといけません。(ゴクリ…)
落ち葉と濡れた地面とザレで、とても滑るんですよね。。この時期ヒルが居ないだけマシなのでしょうが。

私が先に登り、上でロープを出して後続2人に登っていただきましたが
初めて1人で上で支点構築してビレイしたので、すごく緊張しました・・・^^;

午後から練習するはずのものをここで実践…(その2)笑

登った後は上流に向かってトラバースしていきますが、
ここもザレザレで、私は軽く1〜2mくらい滑落したのでゾッとしました・・・^^;

滝を越えた所で、最後踏み跡とピンクテープを発見!下って沢に戻ります。
終始、道があっているか不安だったので、もっと早く出てきてくれて良いのだよピンクテープよ…と内心思いました(図々しい)

下降の最後の最後に、急に出てくる境界杭とピンクテープ。

沢を歩き、淵があるのでヘツって越えたあと、小滝を越えると
最後の7m滝が出てきます。

へつりへつり
7m滝!右側に残置ロープあり。

この滝は登れそうでしたが、かなり濡れそうなので今回はこちらも巻きます。
左岸側に残置ロープありましたが、ロープがあっても斜面がかなり滑りますので注意。

最後小滝を越えて、ロープワーク練習地の河原にようやく辿り着きました!

なんかもう、高巻きでお腹いっぱいという感じでしたので
焼き芋は辞めて、ロープワークだけ練習して山行を終了しました。(笑

午後からのロープワークの練習は以下の通り

①ロープの連結の復習
②支点構築、セカンドのビレイ
③懸垂下降
④リードとビレイヤーのロープ確認

石田さんに教えていただきながら、みっちり練習しました!

その後は左岸のザレザレ斜面を上がっていき林道へ出て518号へ戻ります。
思いの他、大変でしたが、滝全て迫力があって楽しかったです。
お疲れ様でした!

—–

後日、
牧馬沢は、当会の井谷さんが見つけた沢だとお聞きしました。
人里&県道近くで見過ごしそうな沢なのによく発見されたなあと思いました。
今後お話を聞いてみたいなと思う次第です!


メンバー:綿貫(L) 石田 齊藤
山域:丹沢
山行形態:沢登り
コースタイム:
青馬橋(8:30)-15m大滝(9:10)-3条10m滝(10:15)-co280河原(13:10)-青馬橋(15:30)
地形図:青野原
報告者:綿貫

“道志川牧馬沢” への1件の返信

  1. 綿貫さん
    こんにちは、会友の井谷です。牧馬沢登っていただきありがとうございます。というより私が発見したんでしたっけ?^^; ガイド本執筆は昔のことでよく覚えておらず、、石田さん補足お願いします。

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