竜喰谷 A班(体験山行)


美瀑にナメに登攀を楽しめる滝が続く、奥秩父の竜喰谷。
楽しい要素がギュッと詰まった行程に入渓までのアプローチも楽でとても良い。ですが何よりも沢のネーミングが異様にかっこいい!ですね。「竜喰谷」と書いて「りゅうばみだに」。核心部には何か凄いモンスターが潜んでいそうなワクワク感があります。カッコいい…。これだけで期待感が高まります!

更にかっこいい要素として、江戸時代の武田家の隠し金山のひとつ「竜喰金山」がこの沢付近にあったのでは無いかと言われているそうです。
詳細は不明なのですが、歩いているこの場所近くに金が眠っているかと思うと浪漫が溢れますね。
(砂金とか落ちてないかな…)

最初は全員で歩きます。賑やかで良いですね〜!

今回はO様の体験山行の企画でしたが、私含めしばらく参加できなかったメンバーが集結し7名という大所帯に! 班編成を2つに分けての山行となりました。

本記録は二班編成に分けた後発隊のA班(伊藤L、古巻、綿貫)の記録になります。

(ちなみにモンスターがいる訳でも金がある訳でもない、普通に楽しい沢でした)

でも、滝は名前に負けせずカッコいいものが多かったです!


・アクセス

国道411号(青梅街道)の丹波山を通過後、一ノ瀬川沿いに北へ向かいます。今回は411号の奥多摩付近が通行止めのため小菅方面から一ノ瀬川方面へ。一ノ瀬林道を通り、石楠花橋の手前の駐車スペースに車を止め、脇から下降して竜喰谷出合からスタートです。

石楠花橋前に駐車できるスペースがあります。


 

・遡行開始(6時45分)

出発は常時より早く6時45分開始です。
下降するとすぐ見えるのは「竜喰出合滝」。こちらへは遡行せず横目で見送り、竜喰谷方向へ遡行開始します。

竜喰出合滝を横目に、遡行開始です。

竜喰谷の方へ進むと、すぐにF1幅広5m滝が見えてきます。
最初は少し取り付きにくいですが、最後はしっかり階段状になっているので登れます。滑るので要注意。この滝は右壁から登ります。

F1の幅広5m滝。綺麗ですね。
右壁から登ります。初っ端から少し苦戦。


次のF2は釜をもつ3m滝。右側に岩が挟まっているのでCSと言えるでしょうか。
こちらは左側から巻いていきます。滝を越えたところはナメになってます。

全体的に水量が多いです。

ナメをしばらく歩きます。


F3、6m滝「精錬場ノ滝」。
金を精錬した場所なのでそう呼ばれているとかなんとか。ここはもう少し下調べが必要ですね。
水量がとても多いのでここは登らず、右側から巻いていきます。

金塊落ちてませんかねー

精錬場ノ滝の次は釜ありの2m滝。左からヘツリ。

 
次に現れるのが9m大滝「下駄小屋ノ滝」。
左側より巻くことも可能ですが、今回はロープを出して頂き左壁より登っていきます。
中盤の一箇所でとても滑るポイントがありました。また、滝を登りきった後も岩沿いにトラバースする必要があり、水量が多いと滝中がかなり滑ります。滑るポイントが何度かあるので要注意です。

9m下駄小屋の滝。

滝を登った後のトラバース。滑って少し怖いです。

 
次に現れるのは6m×10mナメ滝。
左から登っていきますが足場はしっかりしています。次のナメ滝2mを越えると核心の大滝になります。大滝前でB班に追いつきます。

末広がりのナメ滝。見応えのある滝が続きます。


そしてここが彼の核心部のモンスター(違う)竜喰谷核心「曲り滝」11mです。
右壁には残置ハーケンが打ってあるので、右壁より支点を作りながら登っていきます。今回は水量が多く、途中かなり滑るポイントが多々あるので、手足の置き場を考えながら登ります。

曲り滝。B班が先に頑張って登っています。

A班も登ります。登り道がわかりづらく険しいです。

曲り滝は、足場と手が置ける場所を探すのが難しく時間がかかってしまいました。滝終盤では中央の滝の側へ近づかないといけないため、水を盛大にかぶることになります。
結構苦労したので、登り終えた時はやり切った感がありました!

曲り滝と、次の幅広のナメ滝2mを越えたところで休憩。

次の2条6m滝(+2m滝)も直登するシャワークライムになります。こちらはやや左側から登っていき、最後にロープを出してもらいました。気温は高いといえど6月なので水をかぶるとまだ寒いですね。(素直に右側から巻いても良かったかもしれません。)

シャワークライム必須の2条6m滝(+2m)。

次の4m滝は、左側から巻き、ナメの小滝を連続して越え少し行くとまた5m滝。
伊藤さんのみ左壁から登られましたが、ここは少し手の取り付きが悪いそうで、後続の私たち2人は左から巻きました。

その後は、大きい滝は無く登攀的な要素はここまでとなります。
あとはサクサクと進んでいきます。

ナメ滝2×4m、倒木、4m滝、4m滝。そしてナメが続きます。

4m滝はガイドブックではCSになってましたが、崩壊後なのか。。

最後に2m滝を越えて、

 
少し進んでいくと沢が枯れてきて、その後に唐突に現れる大常木林道の丸太橋!
ここでいきなり遡行終了してしまいました。(笑

歩いていると唐突に現れる丸太橋。
先に休憩しているB班と合流。

詰めがなくスムーズに下山に入れるので、とても楽です。
休憩後、大常木林道沿いをB班と一緒にひたすら歩き、下山します。

ひたすら林道を歩き下山。

林道を外れて、近道になりそうな鞍部を登ってみたり回り込んでみたりしましたが、結局は林道をそのまま歩いて行った方が早く帰れそうでした。素直に林道を歩きましょう(笑)2時間ほど歩き、無事下山です。
今回は人数も多くとても楽しい山行になりました。O様もご入会いただき、益々賑やかになりそうです。
お疲れ様でした♪

遡行図


山行実施日:
2022年6月26日
メンバー:
伊藤(L) 古巻 綿貫
山域:
山行形態:
コースタイム:
駐車場(06:45)-下駄小屋ノ滝(07:45)-曲り滝(08:45)-丸太橋(11:30-12:02)-駐車場(14:05)
地形図:
雁坂峠・柳沢峠
報告者:
綿貫

“竜喰谷 A班(体験山行)” への1件のフィードバック

  1. F薪

    下山の試行錯誤含め、楽しい山行でしたね。
    カッコイイ滝が続くカッコイイ沢でなかったですか?

    カッコワルイ沢にもよく行きますけど、すっきり男前な沢もいいですよね!

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  2. ありがとうございました。後ろからたくさんフォローしていただいたおかげで 頑張る…

  3. お疲れさまでした 声を掛けていただきありがとうございます。 おかげで記憶に残…

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