このところ土日は上越方面の天気がいまいちでしたが、ようやく行くことができました。
8日
今回も車はここまで。
武能沢出合まで歩きます。
過去の記録を見ても、会の先輩方は魚留ノ滝はとっとと巻いている。
今日は自分がリーダーなので、魚留ノ滝ってどんな感じなのか見にいってみた。
確かに左壁に残置シュリンゲがぶら下がっている。が・・・
濡れた左の岩は滑るし。
最近、増水した沢ばかりでしたが、、、
今日の湯檜曽は平水で穏やかです。
浸かっても水は冷たくないです。(このあたりは)
十字峡
ここは左壁に残置シュリンゲがあるところですが、夏なので下から行ってみました。
抱き返り滝は、左から中段まで登り、泊まりの荷が重いので巻きました。
楽に巻ける道がついているのだろうと思って、巻道と思ったルンゼを登りすぎてしまい戻る。すぐにトラバースするルートが正解なようです。
ここからは癒しゾーン。
明るい谷に緩やかな滝が次々現れ、楽しく進みます。
浅い河原で伊藤さんが何かを見つけた様子。
同じような浅い河原となっているところで注意して探すと、他にも何匹か見つけることができました。
そして、こちらの滝にやってきました。
滝裏のバンドから乾いた左壁に抜けます。
赤いものが流出するポイントがありました。
温泉成分か?!
赤壁の滝を巻くと、
いよいよ大滝です。
下段は若干シャワーになりつつ直登します。
その上からロープを出して左の少し水流があるルンゼを登ります。
草付きをトラバースして滝上に向かいます。前回来た時はこの巻道はスタスタ歩けましたが、今日は足元がぬかるんでいて少し悪い。
ここからは穏やかになり、テンバを探しながら行きます。
峠沢付近の左岸に、これ以上ない物件を見つけたので、今日はここまで。
まずはビールで乾杯。おつまみは茹でたてのほかほか枝豆。濡れてて気温も下がり寒かったのでホットなおつまみが嬉しい。
そして、定番になったジンギスカン鍋へと続く。。。
9日
朝は雨が降る予報だったが雨はまだ落ちてこない。朝も焚き火ができてよかった。
テンバを出発してすぐ、滝が見えてきます。
ここからは私も未知の世界なのでワクワク。
難しくない滝が続いて楽しく進みます。
こちらの二俣、左は池ノ窪だと思いましたが、実は1390mの二俣で、間違えて右に行きそうになりました(汗)。
(池ノ窪は一つ手前にあった地味な小さな沢)
左に入っていくと、だんだん狭くなってきます。
するとCS4m滝が現れます。
左壁への取り付きが難しいですが、以降は容易です。
我々が詰める予定の1490m枝沢はここで滝で出合っています。
この滝上に出て、右岸の笹の斜面(先人が通ったと思われる若干の跡あり)に取り付きます。
枝沢に出ました。
しばらくは沢型が続きます。
最後の20分位はヤブ漕ぎとなり、登山道に出ます。
少し休憩して、下山です。
池塘がありました。
長い下山ですが、途中でいくつもの沢を横断するのが救いでしょうか。
沢の中では晴れていてほしいですが、下山の時は曇り空だったので助かりました。
やっとこさ、車に辿り着く。
お疲れ様でした!
下山後のお風呂は、水上のふれあい交流館へ。
コロナ感染拡大防止のため、お風呂場に入る人数を制限していて、男湯はすぐ入れず15分ほどの待ち時間がありました。
8日:林道西黒沢にかかる橋P(6:50)-武能沢出合(8:30-40)-入渓(8:45)-十字峡(10:40)-七ッ小屋沢出合(13:20)-峠ノ沢手前幕場(17:00)
9日:幕場(6:30)-1390m二俣(7:35-45)-1490m右岸枝沢(9:05)-登山道(9:45-55)-清水峠(10:48)-白樺避難小屋(13:25-40)-武能沢出合(14:30)-P(16:10)