楢俣川洗ノ沢

天候 雨のち晴れ

食材を現地調達するというテーマのもと6月に春の集中山行を行いました。その場で釣ってもらった岩魚を、贅沢なことに沢の中でお刺身にして頂きました。それがとても美味しかったこと、私も遡行しながら食材を調達できたらいいなぁと思い、釣りとはどうやって始めるのか?まずはやってみよう!というわけで、平日休みが重なった古巻さんに釣りの指南をお願いして渓流釣りに行ってきました。

奈良俣ダムの駐車場にて

行き先は、前日まで天気予報とにらめっこしながら楢俣川の洗ノ沢に決定。行きの高速道路では雨脚が強くなり少し心配になりましたが、午後前には雨雲は過ぎ去るという予報を信じて向かいました。水上インターで降り、近くのコンビニで1日遊漁料を購入。雨が小降りなるまで奈良俣ダムの駐車場で待機。その間、初心者はまずは餌釣りからということでどのような仕掛けになっているか簡単に教えてもらいました。あとは実際にやってみて覚えようということで、雨脚が弱まった頃を見計らって林道ゲート近くの駐車場へ移動。湿度高めで雨具は着込まず、沢シューズを履いてスタートします。

林道を少し歩いて、途中林道を外れて泥濘のなか少し藪漕ぎをして入渓。早速竿をザックから取り出し、竿を投げ入れてみる。岩魚が潜んでいるポイントを教えてもらい、竿を投げ入れてみるが全く反応はなし。釣れる気が全然しない。。。

入渓して、早速開始。

何度か竿を投げ入れては反応がないと上流へと場所を変えていく。掛かったと思ったら水中の枝が釣れたり、クモの巣や枝葉に糸が引っかかったりと釣り糸の制御がなかなか難しい。絡まった釣り糸と格闘しながら、根気よく竿を投げ入れていく。それでも初めての釣竿を沢の中へ入れていくだけでなんだか嬉しくなってくる。こんなに沢の流れをよく観察したのも初めてかもしれない。岩魚の気持ちになって沢の流れを注視する。
しばらくすると古巻さんがヒット。小ぶりな岩魚のためリリースしました。

すっかり晴れた空。雲の流れが速く、天気予報では夕立の予報

そのあと私も1匹ゲット。水面から跳ねた岩魚が見えた瞬間テンションが上がります!(喜)
残り時間わずかになった頃、最後にもう少し狙ってみようということになり、小滝を越えてすぐの深めの釜にポイントを絞って狙ってみます。最後にもう1匹!と思ったが残念ながら釣果はなく、古巻さん曰く魚影は見えたとのこと、、惜しい。

小滝を越えてみる。岩魚は滝を越えるらしい、凄い。

あっという間に時間は過ぎ去り終了。沢を下降し、林道から駐車場へと戻りました。

林道では熊出没注意~!

見よう見まねでやって釣れると思っていなかった分、釣れた時はとても嬉しかったです。いつかは大物岩魚を釣って引きの感触を味わってみたいです。
ゆったりと遡行しながら釣った岩魚を頂き、焚火を囲んでお酒を呑んで、そんなのんびり沢登りもやってみたいと思いました。色々と教えていただいた古巻さん、ありがとうございました!


メンバー:古巻(L) 星野
山域:奥利根
山行形態:釣り
コースタイム:
入渓(11:13)ー脱渓(16:24)
地形図:藤原
報告者:星野

“楢俣川洗ノ沢” への2件の返信

  1. もう少し奥まで入ってから釣り始めればよかったんだなあと…
    1尾でも釣れてよかったですが、ぼくも釣りはまだまだ初心者だなあと感じた次第です。

    でも、たまにはのんびり沢と触れ合うのもよかったですね。
    お付き合いいただきありがとうございました。

  2. お疲れ様です。
    魚を釣るには水の流れを観察する事はとても大切です。
    そして次に大切なのはやる気のある魚が流れの何処でエサを待っているのかを知ることです。
    流れを見て魚が見つけられるようになれば釣ることが出来るようになるのも時間の問題です。
    頑張ってください。

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