天候:曇り
天気はイマイチなのに武蔵五日市駅9:00発の数馬行バスには登山者の長蛇の列、結局2台増発となり最後の3台目バスに乗り込む。南郷バス停まで30分と少しかかった。ROさん、Kさん、NTさんは先発のバスに乗りこんだようで、バス停で待っていた。バス停で草笛おじいさんと歓談したもよう。すぐに出発し、矢沢林道を歩く。まだ新緑には早く、桜や山つつじが所々に色を付ける枯葉色の世界。林道わきでタラの芽を数個収穫する。
約1時間ほどの林道歩きで軍刀利沢出合に到着。身支度して出発。NTさんは前日にお土産を購入したとのことで余計な荷物で重いがGWの泊りの沢に向けた訓練だ。入渓すると直ぐに両岸が狭まり川幅1m程になる。
幅広の2m滝は右を登って越える。
4×6m、4mと滝が続く。4m滝は右にリーダーのROさんなかなか取り付けず押し上げる。後続はなんなくクリアする。
しばらく、平凡な流れを行くと7m滝が出てくる。滝下を行き右側に行くと易しそうだがリーダーは果敢に左を攻める。念のためザイルを出してもらい後続を確保する。
左からの細い流れこみを過ぎると2m滝が出てくるが右を簡単に登れる。次のCS3mは下部に倒木がかかっていて頑張れば越えられそうだが濡れるのを嫌って右岸を巻く。
リーダーが懸垂下降を試みるが次の7×9m滝の釜が大きいようでそこに降りるのを嫌いまとめて巻きに入る。
結構急な泥斜面のトラバースがあったのでそこはザイルを出して慎重に通過した。降りたところで昼食休憩とする。
2+2m二段滝を越えてしばらく行くと一番この沢で大きい滝がでてくる10m+2mといったところか。左岸のルンゼ状を登り巻きに入る。
上部の落ち口へのトラバースルートには固定ロープがあるが念の為ザイルを出して通過する。
続いて出て来る5×6m滝はザイルを出して水流左を登る。残置ピンが途中にある。落ち口が滑りそうなのでリーダーがハーケンを1個打って無時通過する。
次から次へと滝が出てきて面白い。6mウッドチョック滝は水をまともにかぶるので右岸巻きを選択。ちととりつきを間違えKさんがセミになる。更に左から巻くのが正解で、Tさんが上からザイルを出して救出した。
2m,4mと滝が続くが簡単に越えられる。6m滝は右に固定ロープがかかっておりそれを頼りに巻く。
2mCS滝は左を快適に越える。
その先の淵はヘツリが微妙で面白かった。
4m滝は右に固定ロープが垂れ下がっていてそれを利用させてもらう。
最後に8m滝の右を巻いたところで14時半近くでタイムアップ。
左岸のガレ沢に入り支尾根に取り付いて急登にあえぐこと約1時間でco900mの尾根に出る。そこから尾根沿いを踏跡をたどる快適な尾根歩きとなる。
南郷バス停には16:30に戻るが数分違いでバスを逃す。タクシーを呼んで帰途についた。
南郷バス停(9:35)-軍刀利沢出合(10:30/10:40)-昼飯(12:26/12:48)-10+2m滝(12:55/13:10)-co685(14:42)-左岸支尾根(14:50)-北側尾根肩(15:24)-熊倉沢林道(16:18)-南郷バス停(16:30)