南八ヶ岳 赤岳

天候:曇り時々晴、のち雨

今回は久々の登山です。
赤岳から硫黄岳まで縦走し赤岳鉱泉へ下る南八ヶ岳周遊プランを、八ヶ岳マイスターの伊藤さんが計画してくれました。その計画に参加することができました!
コースタイムは10時間超のコースです。体力が心配ですが、予報では夕方近く雨が降りそうなので時間によってはコース変更もありそうです。
前日の夜、高速バスで甲府駅へ向かい、待ち合わせをしていた伊藤さんの車で出発。登山口近くの「やまのこ村」が満室で予約がとれず、道の駅「はくしゅう」で前泊することになりました。

当日
やまのこ村の駐車場に車を停めさせてもらいます。伊藤さんに事前に予約をとっていただきました。バスで来ると美濃戸口から歩かねばならず、車だと1時間ほど短縮できます。

紅葉の時期もあってか駐車場は満車状態

支度を済ませ出発です。美濃戸山荘を通り過ぎ登山口に到着です。北沢は赤岳鉱泉・硫黄岳方面なので、下山はこちらから下りてくることになります。わたしたちは赤岳を目指すため、南沢ルートからスタートです。

右が南沢ルート、左が北沢ルート

ひとまず行者小屋を目指します。八ヶ岳の苔はいつ見ても素敵で目を奪われます。ほかの苔とはきっと何かが違うのですよね。苔の景色を楽しみつつ、それほど急登もなくハイキング気分で登れます。

幻想的な苔の森

行者小屋までもう少しのところで開けた場所に出ます。赤岳~横岳(?)が姿を現します。稜線がはっきりと見えて抜群のビューポイントです。紅葉もわずかにありましたね。

赤岳の岩峰

行者小屋に到着です。たくさんの人で賑わっており、広いテント場にもたくさんテントが張られていました。これから文三郎尾根を登り山頂を目指します。急斜面沿いに筋のような登山道が見ながら、私たちこれからあそこに行くんだよね?お互い確認してしまいました。一気に標高を稼ぐためとりあえず腹ごしらえです。

行者小屋

行者小屋を後にして、阿弥陀岳分岐までは休憩なしで一気に登ります。急な長い鉄階段が連続し、息があがります。展望がよいので時々立ち止まっては景色を見て気持ちよく登れました。

これから急登が始まりますよ~

1時間足らずで標高差550mを登ってきました。振り返ると先ほどの行者小屋が小さく見えます。かなりの高さを登ってきたとしみじみ実感。

後ろを振り返ると、よくもここまで来たもんだ

阿弥陀岳との分岐のガレ場で小休止。風も強く吹いていてアウターを着込みます。南側を見ると中岳の先に阿弥陀岳が見えます。この稜線を見るとあちらのほうにも行ってみたくなりますね。

阿弥陀岳の全貌

ここから赤岳山頂まで40分ほど登っていきます。岩稜帯もあり楽しく登れます。

頂上まで岩稜帯が続きます。要塞みたい。

標高2899m、八ヶ岳最高峰の赤岳、登頂できましたー!
初めての南八ヶ岳です。会の方たちと沢以外で一緒に登ってこれて嬉しかったです。ありがとうございます!

赤岳、登頂しました!

山頂で昼食を済ませ、目指すは横岳なのですが、、、タイムリミットで地蔵尾根から行者小屋へ下山することになりました。

下った先に赤岳展望荘が見える

 

地蔵尾根は、序盤の急傾斜は慎重に下ります。

お地蔵さんが見守ってくれています
急斜面の地蔵尾根

行者小屋へ戻り、赤岳鉱泉経由で下山しました。赤岳鉱泉では沢山の方が食事をしたり賑わっていました。お食事が有名のようで宿泊するとステーキがでたりするのだとか。山小屋でステーキなんて贅沢ですね、泊まってワインと一緒に頂きたい~。ランチではインドカレーやインドネシアカレーなど数種類の本格カレーもありました。ビールとカレーを召し上がっている方をじっと見ていると、カレーの誘惑に負けてしまい3人で2種類のカレーを美味しく頂きました~。

赤岳鉱泉は冬になると見事なアイスキャンディができます(写真でしか見たことがありません)今は、できあがる前のアイスキャンディの土台を見ることができます。

山小屋グルメ部第二弾

お腹も心も満たされ、あとは駐車場まで下山するだけです。北沢沿いの登山道を歩きます。途中から小雨が降りだし、駐車場が近くなるにつれ本格的な雨となりました。地蔵ノ頭で下山したのは正解でしたね。皆様、お疲れ様でした!

赤い沢。鉱泉の影響?

メンバー:伊藤(L) 綿貫 星野
山域:八ヶ岳
山行形態:ハイキング
コースタイム:
やまのこ村駐車場(6:47)-登山口(6:54)-行者小屋(9:08)-赤岳山頂(11:06)-地蔵ノ頭(12:08)-行者小屋(12:54)-赤岳鉱泉(13:30)-やまのこ村駐車場(15:39)
地形図:八ヶ岳西部
報告者:星野

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