(天候)8月19日:晴
夏休み泊りの山行では、楢俣川方面の沢を遡行し、焚き火でイワナを炙ろう!と意気込んでいたのだが、いきなり台風が襲来することになり、計画縮小で釣りができずに涙をのんだ。
せっかく釣り道具を揃えた星野さんが、釣りに行きたそう(え?違う??)だったので、近場で釣りトレでもしようと、丹波川の源流域を釣り歩いてみることにした。
とは言え、沢ヤの釣りなので日帰りではあるが8時30分入渓というのんびりペースである。
平日なのでさほど人はいなかろうと高を括っていたら、目ぼしそうなところには既に車が停まっている。そりゃあ、釣り師のヒトは朝早いもんねぇ。しかも東京近郊だし…。で、平日だから人が少なかろうというのは、同じ考えなのだろう。
仕方がないので、近くに車も停まっているけれどもしかするとハイキングの人かも~とポジティヴ思考で、取り敢えず車を停め周辺を探ってみることにした。
上流へは先行者がいるような気がするので、道を戻って下流部を狙ってみる。少し下流に小さな堰堤があったので、まずは堰堤下から。
すると、狙い違わず星野さんに小ぶりながらイワナがヒット!いるんだなあ、よかったなあと思いつつ古巻も竿を入れてみると、さらに1尾が。
もう少し釣れるかと思ってしばらく堰堤下で粘ってみたが、それ以上は出てこなさそうなので、堰堤を巻き上がって上流へ進む。

堰堤上からは、良さそうなポイントを星野さんに伝授しつつ、のんびりと釣り上がる。
すると、星野さんは筋がいいのか、その後もいい型のイワナ交えて2尾を釣り上げた。一方、こちらはさっぱり…。一応師匠の位置づけだが、どうも形勢不利である。

午前中いっぱいかかって、車を停めた辺りまで釣り上がって、一旦昼食に。午後は車から上流も覗いてみようとさらに釣り上がってみるが、放流サイズのチビ太が2尾釣れただけで、望みがなさそうだ。
隣の沢にも望みをつないでちょっと探ろうと足を向けたが、こちらはさらに魚がいなさそうな渓相。案の定、竿を入れてはみたものの全く反応なし。時間もそろそろいい頃合いなので、まあ前回よりは釣れたよね、ということで納竿とした。

今夏の2回の釣行で、星野さんも釣りに関してはおおよその経験ができたと思う。「師匠」より結果を出しているし(笑。
片づけを済ませてから、今度は実際に沢の中で釣りをして焚き火で魚を炙りたいねぇと話しながら帰路についた。
因みに丹波川漁協の遊漁料だが、女性(と中学生)は成人男子の半額で一日500円と大変お得である。
開始(8:30)-終了(14:30)