6/6 晴れ
コロナのためで2ヵ月以上活動自粛を強いられたがやっと再開。西丹沢の中川モロクボ沢水晶沢右俣を遡行してきた。長期ブランクの後の足馴らしには手頃と考えていたが、帰宅後は腿の筋肉痛が久々にでた。
西丹沢ビジターセンターの駐車場は8時前だったが既に満杯。その先のキャンプ場有料駐車場に車を止める。20分ほどアスファルトの林道を行くと用木沢出合に到着。橋は一部崩壊していた。
山彦橋は健在。沢の水は透き通り光っている。久々の沢に心が弾む。
堰堤先のショチクボ(塩地窪)沢出合で入渓。ここまで駐車場から45分ほどだが既に汗だくとなる。
まずは、平凡な河原歩きで始まる。
15分ほど歩くと30mモロクボの大滝に到着する。結構立派な滝。記念撮影後、登れそうにないので、基部まで行って左の岩溝にとりつく。
リーダーは、先週同じくモロクボ沢の西ノ沢を遡行しており、前回よりもチャレンジングなルートどりをする。1歩が高いので後続に倒木スタンスを押えてもらう。ラストの私はお助けをもらって上がる。滝上へは踏み跡があるのでそれを辿ってトラバースする。
滝上には、Y字状の綺麗な釜を持った滝がかかっていた。これは右から左に簡単に登れる。
その先は、小滝と綺麗な釜が何個か続いていく。
綺麗なスロープ滝が二つほど続く。
ここら辺が今回の沢で一番癒される箇所であった。
と、5m滝の向こうに無粋な石垣堰堤が出現する。
堰堤を越えてしばらく歩くと水晶沢出合に到着する。流れは少なくただの河原でテンションは少し下がる。
キメ岸沢を左にみて少し行くと3m、4m滝が出てくる。4m滝は立っているので左を巻く。
その先ナメ状となるがすぐに二俣到着。遡行予定の右沢は8m滝がかかっている。左沢の方が水量は多い。
シーズンしょっぱなということもあるので、ロープワークトレーニングを兼ねてザイルをだして登る。上部が2段になっているが、その先の立木にセルフをとって後続を確保する。
その先は、ナメ状の部分も少しあるがしばらく平凡な渓相となる。水も所々で涸れ始める。
3+5の涸れ滝は左の泥壁登り小さく巻いて通過した。
この後、いくつか小さな滝があるが急なゴーロ状となり6m涸れ滝を左から小さく巻いて滝場は終了。ひたすら窪を登る。
最後に右斜面を斜面トラバース気味に登り雷木沢右岸尾根co1195m地点に出る。動物用の観察カメラが設置してあった。
少し休み、右岸尾根を下った。途中2カ所鹿柵を脚立で越える箇所があった。最後はショチクボ沢出合に向けて適当に落ち葉の積もった斜面を降り、朝きた道を引き返した。
中川沿いのキャンプ場はたくさんのキャンパーで賑わっていた。みんなコロナで自粛していたのが一斉に出てきたようだ。いつものように山北さくらの湯で汗を流し、ぽっぽ屋さんで反省会をして帰宅した。遅まきながら、我々の沢のシーズンも始まった。
遡行図
bema
西丹沢ビジターセンターP(8:14)〜ショチクボ沢出合入渓(9:00)〜大滝(9:36)〜水晶沢出合(10:00)〜二俣(10:33)〜右俣〜雷木沢右岸尾根(12:38)〜シャチクボ沢出合(14:00)〜西丹沢ビジターセンターP(14:45)