丸ノ沢左俣

8月に入会頂いた新人の齊藤さんとの山行ということで実施場所について少々悩んだが、夏なのでそこそこ遠方の沢にはいきたいなと考え、登川丸ノ沢左俣をチョイスした。前日は、道の駅泊まりであったが結構静かな場所を確保でき体調は良いが、天気が曇り気味なのが残念なポイント、林道終点ゲート前に車を停め早々に出発する。登川に沿った林道を40分ほど歩くと丸ノ沢出合いに到着。

丸ノ沢出合いには堰堤工事用の立派な道がかっている。

堰堤工事中だがこの日は幸い工事関係者がいなかった。脇をそそくさとすり抜けさせてもらう。

工事中の堰堤をすり抜けると完成済みのスリット堰堤が1基でてくる。

その先の出来たばかりのスリット堰堤前の水溜りで早速尻近くまで浸かりスリット中央を抜ける。

堰堤上はだだっ広い河原だが、新人の斎藤さんに入渓前に必須のロープワーク(エイト結び、中間者の登り、プルージック登攀)を適当な斜面を利用してレクチャーする。

小1時間のミニレクチャーの後に今回は高森さんをリードにたてて出発。
最初は単調な河原が続く。

右から大源太沢が流れこむ先に何やらワイヤーが張られたアラーム?状のものの設置を認める。おそらく堰堤工事用の上流の異変を知らせる警報機であろう。

通過時、少々引っかかってしまったが幸い外れなかった。

その先、堀切沢が左から流入してくるところを過ぎると滝が出てくる。

久々に訪れた北国の渓相に足取りも軽くなる。

最初に出てくる滝らしい滝は、多段スダレ状の6m滝。右側の巨岩帯を登って越える。

次の2段5mCS滝も右側の岩を登って簡単に越えられる。

続く、3m2段と6m多段CS滝が本日の核心。

最初に右側からアプローチしてみるが断念。釜の左を微妙にヘつって取りつき水流の右を突っ張りで登る。

後続にロープを出して3m滝上に引き上げ、続く6m多段滝の水流右を注意してリードする。

後続も軽くシャワーを浴びながら水流右を登る。

その後は2、3mの登れる滝が少し続く。

またいで登ってみたり。
右の草付きを登ってみたり。

その先で右から枝沢が流入するが、そこにかかる4m滝が少々悪そうなので右の枝沢を登って続く3m滝とまとめて巻いてしまう。

2m2条滝は釜に浸かって取りついて越える。夏ならではルート取りだ。

右から本谷が流入し左俣に入ると2~5mの滝が幾つかかかるが手強いものはない。唯一この3mは左の下部がツルツルで後続はFixしたロープを頼りにゴボウで強引に登る。

この先も登れる滝が幾つか続き、気持ちよく遡行できる。

co1310mあたりの2俣にはミニ両門滝がかかる。簡単な左沢の滝に取りつき右沢の滝上にでる。

ここらへんにはクレソンがありました。

トリカブトの花がチラホラ出てきて沢は詰めの様相を呈してくる。

滝はこの4m2段で終了。少しヤブっぽい沢形を登っていく。

詰めで水量の多い右沢を行くが直ぐに笹藪になったので左沢に移る。が、結局最後は薄い笹藪になり15分ほど藪漕ぎする。

やっと登山道にでる。遡行時間は5.5時間程度か。ガスの中、清水峠まで登山道を辿り、謙信尾根を下る。途中大休止があったので4時間程度下山に要した。

天気がイマイチだったが、北国の沢や藪漕ぎが初めてという新人の齊藤さんには良い経験になったのではないかと思う。

遡行図

 


メンバー:坂部(L) 古巻 髙森 齊藤
山域:越後大源太山
山行形態:沢登り
コースタイム:
登川林道ゲート前P(6:53)-丸ノ沢スリット堰堤(7:54)-ミニロープ訓練(7:54〜8:45)-大源太沢出合(9:12)-左俣出合(11:12)-登山道(14:26/33)-清水峠(14:55)-登川林道ゲート前P(18:22)
地形図:茂倉岳
報告者:坂部

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