万太郎谷大ベタテ沢右俣に行ってきました。
梅雨明けがいつになるやら…
それでも天気予報が刻々とよい方向へ向かっているため。
今週も湯沢に向けて、雨の関越道を飛ばします。
いつものセブンにより、食料を補給…
明日の沢旅に期待が膨らみます。
朝食を済ませ、土樽駅への道を急ぎます。
橋を渡り、南カドナミ沢へ左折した所を右折して進みます。
土樽パーキングエリアの横を通り抜け、駐車場に着きました。
すでに先行者の車が1台止まっていました。
早々に身支度を済ませ、7時25分駐車場を出発しました。
吾策新道の標柱を超え、河原に向かってコンクリート道を下ります。
大きな堰堤を2つ越えてゴーロを歩いていくと
立派な岩畳が現れました。
そこに左岸から枝沢が流れ込んでいます。
あまりに草に覆われているので、
そこが今日の目的地…大ベタテ沢とは気付きませんでした。(私は)
入渓後しばらくは、草に覆われた狭い沢を登ります。
「二俣までは、ウォーミングアップだから…」とリーダー
小粒ながら楽しい滝もありました。
930m付近二俣を超え、いよいよかと気持ちが引き締まります。
1000m付近で雪渓が現れました。
そこからは今日のメイン 上部スラブが見えていました。
1050m以上からは、厳しい登攀になりました。
2段8mの黒い滝の上部をトラバースし
急な草付きをどんどん登ります。
途中のテラスから木や熊笹を使って急斜面をトラバースし、
なんとか滝上に抜けました。
カムと立木で支点を取り、そこからスラブ滝を2ピッチ登りました。
スラブでは、ハーケンよりもやっぱりカムですか~
持っていないので、購入検討します!!
さらにいよいよ核心の滝…
まずは、腹ごしらえをしました。
50mスラブ滝は、支点を十分にとることができず、
緊張するフリクション登攀が続きます。
いよいよ上部というところでなんとか立ち木に支点を取り、
リーダーは、慎重にリードしていきます。
最後に自分がフォローで登りました。
「リーダー すごい!!」と言うと
「気合いだから!!」と
「リーダー さすがです。感動しました~」
(帰りの車内で言わず、すみません。)
その後も、緊張感のある楽しい登攀が続きました。
沢筋が細くなっても、つぎつぎに楽しい滝が続きます。
飽きることなく、登り続けました。
1300m付近から左沢に入りました。
しばらく進むと、この沢の源にたどり着きました。
そこからは、急斜面を木々と熊笹を使って100m程登りました。
登山道に出て、ほっと一息…
谷川岳に続く万太郎谷を見ると、雪渓が…
今年は雪か多かったのでしょうか?
あとは快適に登山道を1時間ほど下り、駐車場に戻りました。
帰りは、湯沢インター近くのスーパーNで新潟土産(酒とビール)を購入し
帰路につきました。
今回もいい沢旅でした。
駐車場発(7:25)-大ベタテ沢入口(8:20)-二俣(8:49)-1030m付近左沢(9:10)-水源(13:56)-登山道に合流(14:15)-駐車場(15:26)