ブナ林の霧氷が美しい

鍋倉山


(天候)2月1日:雪のち曇ときどき晴

北信スキー遠征2日目。
朝、宿で朝食を摂っていると窓の外で雪が舞っているのに気付いた。前日の予報では今日はそこそこ天気がいいのではなかったか…。だんだんと降りかたも激しくなってきて大丈夫かいなと懸念が。

朝食後支度をして宿の駐車場に車を取りに行くと、だいぶ雪が積もっている。そのままでは動かせないので、まずは車体から雪を降ろす。
何とか雪を降ろして荷物を積み込み温井集落に向けて宿を出発した。

温井集落の除雪終了地点に近づくと、車は既に30台以上が停められている。大盛況だ。
一旦一番奥まで行ってみたが、停められるところは隙間なくびっちり。止む無く300mほど手前に車を停める。

温井集落と整然と停められた車の列
温井集落と整然と停められた車の列

この周辺は地元の有志を中心としたグループが様々な活動を通じて地元と外来利用者との関係を取り持っていただいており、駐車のルールについても現地に案内板を設置したり、ホームページ(BC鍋倉フィールド)に掲載したりと周知に努めている。

ということでルールに従って駐車をして身支度を整える。今朝降った雪のせいもあって、駐車地点からシール歩行で奥まで歩けて楽だ・笑。
除雪終了点からは雪の壁を上がり、雪で埋まった林道をところどころショートカットしながら登っていく。

麓の開けた台地上
麓の開けた台地上は起伏が少ない。

降雪はだんだんと収まってくるようでありがたいが、うっすらとガスが取り巻いているような天候なので、今日は昨年のような展望は期待できなさそうだ。

傾斜の緩い台地状を進むが、モノトーンの風景の中を黙々と登るので変化がなく少し退屈である。田茂木平、堂満平と少しづつ高度を稼ぎ、西の沢沿いに差し掛かるあたりでいったん休憩。スタートから1時間半ほど経過している。

休憩後は西の沢の右岸をトラバースするように登り源頭部の窪状に差し掛かる辺りは周囲はブナの林となっていて幸せな気持ちになる。樹氷がとても美しい。

稜線直下の美しいブナ林
稜線直下、美しいブナ林を愛でながらの登高。

ブナ林を抜けて黒倉山・鍋倉山の鞍部付近に到達。久々野峠と呼ばれているらしい。
稜線上は木立も疎らになるが、樹氷の多く着いた木々が何とも言えない情景を生み出している。
遠望はきかないが、薄日が差してきたこともありここの風景も美しい。鍋倉山が近年人気なのもうなづけるというものである。

景色を楽しみながらゆるい傾斜の尾根を辿ると15分ほどで鍋倉山の山頂だ。

稜線上の樹氷
時おり薄日が差す稜線の樹氷が神秘的だ。

頂上では皆さん三々五々休憩したり、写真を撮ったり、お喋りしたり、はたまた黙々と滑降準備をしたりと思い思いに時間を過ごしている。滑降準備を終えて来た方向、西沢の源頭部へ滑り込んでいく人も多いが、南東尾根沿いに降っていく人もそこそこ。

我々は南東尾根から北の方へ降りるルートを取るので、シールを外すなど準備をして、行動食を少しもぐもぐしてから南東尾根へとスキーを滑らせる。

今日は少しだがパウダーも楽しめそうだ。
ただ北斜面も”無傷”ではなく、そこここにシュプールが刻まれている。T師は「ノートラックじゃないとやだ~」と宣ってシュプールのない斜面を選んで滑っている。

昨シーズンはほぼパウダーの斜面を滑っていないので久しぶりの感覚だが、ふわふわする感覚が楽しい。
下の台地に降りてしまうと楽しくない修行の旅が待っているので、なるべくパウダーを長引かせるべく東へトラバース気味に滑り降りた。

パウダー斜面を降る
パウダーいただきます!

とは言え、長引かせるのにも限度がありパウダー斜面も”体感一瞬”で終わり、平地のトレースに合流。あとは消化試合よろしくトレースを辿って車に戻った。

今日は天候は予想より悪かったが、朝方に降った雪のせいもありパウダーの斜面を楽しめた。
片づけた後は、師匠ズとの山行恒例の温泉(いいやま湯滝温泉)と蕎麦*を楽しんで帰京。

*蕎麦屋は豊田飯山IC近くの国道117号線沿いのお店だったがネットに情報なし。


山行実施日:
2026年2月1日
メンバー:
I(L) T 古巻
山域:
山行形態:,
コースタイム:
温井集落駐車地点(9:15)-Co870付近(10:42/58)-鍋倉山北西尾根(11:47)-鍋倉山(12:00/35)-駐車地点(13:25)
地形図:
野沢温泉
報告者:
古巻

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