登川割引沢ヌクビ沢三嵓沢


米子沢遡行後、現地キャンプ場に泊り翌日は三嵓沢を遡行してきました。三嵓沢は2度目ですが、割引沢下部は初めてで綺麗なスラブ滝が連続してかかり楽しいところでした。

10/27(日) 晴れ

桜坂駐車場が混むのでキャンプ場から朝食も摂らずに6時過ぎに移動すると流石に奥の駐車場は余裕を持って空いていたが、本日は秋晴れの上紅葉も見ごろなので次々に車がやってくる。我々は、昨日採ったナラタケを入れた味噌汁を作って各々朝食を済ませ7時過ぎに出発した。井戸尾根への登山道を右に見送り、割引沢コースをしばらく登り避難道との分岐から少し下ると割引沢に到着した。

まだ、渓底には日が射しこまないが気持ちの良い秋晴れだ。

出合付近はあれていて登山道が不明瞭だが右岸に付けられている。我々は、暫く開けたゴーロを遡行していくと右から4m3段滝がかかる枝沢を通過すると本流にかかるスラブ滝が見えてくる。

最初の滑り台状滝は、早速釜に腿まで浸かって中央突破する。この季節、朝いきなり浸かるのはちと寒いが綿貫リーダーの行く道をトレースする。

その後に続く3x6m、5x7mの斜滝がは右や左のバンドを辿って簡単に越えられた。

最初の滝以降は、水に浸からないで遡行できました。

難しい所は、左側の登山道を利用して簡単に巻くことができます。この10m2段滝も上に続くナメ滝とまとめて左の登山道で巻きました。

前方に大きなスラブ滝とスラブ帯をトイ状に流れるポイントで川底に復帰しました。

トイ状の流れには2mトイ状滝が2つかかっていましたが右側の広いスラブ状の岩盤帯を辿って通過し、そのまま10x15mスラブ滝(吹上ノ滝?)の右側を登って越えました。

その先も岩盤の真ん中を2mCS滝が2つあるトイ状の流れが続きますが、ここは、左の鎖つき登山道を利用させてもらい越えて行きます。

トイ状の流れが終わると右に沢は方向を変え10x14m、20x25mのスラブ状2連瀑(アイガメノ滝)となります。

そのまま、右岸の登山道を利用して越えました。

アイガメノ滝の上のスラブ滝を二個越えたところで登山道は沢底に降ります。

そのポイントから再び沢沿いに遡行しますがヌクビ沢に入って少し行ったところまでゴーロ帯となります。

割引沢とヌクビ沢の二俣。岩に赤ペンキで各ルートの方向が大きく書かれていました。

三嵓沢出合いまでの中間付近に大きな3連のスラブ滝(6x9m、10x20m、10x20m)が出てきます。下の滝は、左右どちらも登りやすいです。

上の2連は布干岩と名称がありますが、左側のスラブ帯をスリップに気をつけて登りました。

上部のスリップしやすそうなところは、左の笹や潅木に頼って登りました。

再びゴーロ状をしばらく行くと、右側にトイ状の流れに続き6m滝を落とす三嵓沢の出合となります。左のヌクビ沢の本流には20mの行者ノ滝がかかっていて、登山道は右の岩場の弱点を突いてつながっているようです。三嵓沢のF1 6m滝は、左の草付きと潅木帯の間を縫って越えました。

その上にも4m、5x7mと滝が続きますが、何れも左の潅木帯の脇を登って簡単に越えられます。

続く8m2段滝は、右の涸れ沢から上に続く堰堤状5m滝とまとめて巻きました。

流れも大分細くなってきて、ゴーロ帯とナメが交互にでてきます。下の方を見ると山肌の紅葉が素晴らしいです。

2カ所の湧水地を越えると水はほぼ涸れてきて詰めの様相になってきます。

しかし、このまま単純に詰め上げるのでは無くチムニー状の滝が2つ(4m、10m3段)出てきますが、何れもホールド・スタンスが豊富なので簡単に越えられます。

左から枯れ沢が合わさり、前方に6mCS滝がかるポイントで昼食休憩をとった後、左の涸れ沢を少し登り滝上部に巻き上げました。

その先も2mのチムニー状滝が2個出てきましたが容易に越えられます。

それらの滝を越えると、笹と草付帯となりco1750m付近まで詰めると右に登山道が見えたので、笹と潅木を漕いでトラバースしていき、25分ほどで登山道に出ました。

昨日降りた井戸尾根を再び下山しますが、時間が早かったので足元もはっきり見えて早めに下山できました。

5合目展望台から昨日遡行した米子沢を望む。

今回の三嵓沢ではロープを出すこともなく遡行者とも出会わず、秋晴れと紅葉の中、静かな沢登りを楽しめました。

 


山行実施日:
2024年10月27日
メンバー:
綿貫(L) 古巻 坂部
山域:
山行形態:
コースタイム:
桜坂駐車場(7:03)-割引沢入渓(7:32)-ヌクビ沢出合(9:01)-三嵓沢出合(9:45)-c01740m付近登山道(13:37)-桜坂駐車場(15:54)
地形図:
巻機山
報告者:
坂部

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