徒渉訓練B班


天候:曇

駐車場にて、訓練内容の簡単な説明を行う。

今年も徒渉訓練の季節がやってきました。
年間を通して行う山行訓練のなかで、いちばん緊張するし気合がはいる訓練山行です。夏本番の泳ぎの沢へ行くイメージをしながら訓練に臨もうと思います。

訓練場所は定番となった三条新橋付近です。駐車スペースにはすでに5~6台の車が停まっていて、同じく徒渉訓練と思しき団体の方が準備をされていました。本日の参加者は7名、A班とB班の2班にわかれ、私は齊藤L率いるB班です。全員集まってリーダーより簡単な説明があり、その後は各班にわかれメニューをこなしていきます。

2人で縦列渡渉。

手始めに、単独でフリー徒渉、流木を使っての渡渉です。
一番流れのはやい流芯を見極め、渡る前に自分は渡り切れるのか見極める必要があります。前の人が徒渉できたからといって自分が渡り切れるとは限りません。流芯のところでは膝上くらいの水深となり、これ以上流れが早かったり水深が深かったりすると自分は流されると思いました。見た目以上に水の力はすごいです。続いて、横列のスクラム徒渉を2人と3人の場合と、3人で縦列徒渉を行いました。横列よりも縦列のほうがぐらつかず、安定して徒渉できると意見が一致しました。

場所を移動して、、淵を突破します。泳いだり飛び込んだり、へつったりと何でもありです。淵は一見流れが弱いように見えるのですが、いざ突破しようと思うとなかなか前に進めません。それでも齊藤Lがクロールであっという間に突破し、途中でどうにも前に進めなくなった私をロープで引っ張り上げてくれました。

ラッコ泳ぎの古巻さん。

次はラッコ泳ぎに挑戦です。ザックのベルトはしっかりと固定し、ザックを浮力にしてプカプカと流されるので楽ちんです。上流側に顔を向けているので、下流側が見えないのが難点です。ハーネスとザックにロープをつなげて引っ張ってもらうザックピストン法も行いました。

水に浸かって体が冷えてしまったので、燃料補給をしながら小休止。今日のメンバーはまったりと過ごす感じになりそうです。

徒渉訓練といえば、、、「末端交換三角法」です。
齊藤Lは徒渉訓練が初めてなので、仕組みを理解することに重点を置き、比較的浅く徒渉しやすいポイントで行いました。末端交換三角法の流れは以下の通りですが、
①トップが徒渉するために上流と下流側で確保。
②セカンド以降がヌンチャクなどで確保し徒渉。
③末端を交換し、ラストが対岸へ徒渉。

一気にやると分かりづらいだろうということで、①だけやって次は②をやってというように区切ってやってみました。そして、上流側でビレイする人、下流側でトップが流されたときにロープを引く人、トップで徒渉する人と、それぞれ役割を交替しながら行いました。徒渉中の体の向き、徒渉しながら確保のロープをどのように繰り出していくのか、ロープのテンションをかけながら徒渉するなど、アドバイスをもらいながら確認していきました。

お昼休憩後、齊藤Lと私がそれぞれトップとラストを交替しながら、一連の流れを通しで行いました。末端交換三角法は一度では理解が難しいところです。今年3回目の徒渉訓練を終えてようやく仕組みが理解できたかな?というところなので(覚えが悪くお恥ずかしい)、何度も復習することが大事ですね!

訓練を終え、焚火で体を温める。

B班は少人数ということもあり、13時過ぎには訓練を終えました。朝からずっと曇りで冷えた身体がなかなか復活しません。焚火しようか?の誰かの一言で古巻さんが焚火を起こしてくれました。最初の火種をつけるコツや、木を置く向き(沢の流れと平行)を教えてもらいました。あっという間に焚火の完成。濡れた服を燻ったり、珈琲を淹れたり、思い思いに訓練山行の余韻を味わいました。

焚火の始末を終え駐車場に戻ると、暫くしてA班も訓練を終えて戻ってきました。どうやら合同でチロリアンブリッジを行うようです。昨年の徒渉訓練時にも行った同じ場所です。

決死のチロリアンブリッジ。

チロリアンブリッジは、トップの人がロープをはるために徒渉が必要で、セカンド以降が対岸へ渡るためにこちら側と対岸側とで高低差がないといけない。ロープをぴんと張らなければいけないためロープセットも難しそうです。なかなか実践で使うことはなさそうですが(今のところ)、毎年徒渉訓練後のお楽しみみたいな感じで楽しいです。
これをもって訓練が終了し、「丹波のめこい湯」でさっぱりとして帰路につきました。


山行実施日:
2023年7月8日
メンバー:
齊藤(L) 古巻 星野
山域:
山行形態:
コースタイム:
三条新橋駐車場(9:00)-昼休憩(11:50ー12:10)-訓練終了(15:00)
地形図:
柳沢峠
報告者:
星野

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