8月最後に中央アルプス千畳敷カールに詰め上げる
中御所谷西横川に行ってきました。


22時過ぎに菅の台バスターミナル駐車場に着きました。
その時点で駐車場は6割程の駐車だったと思います。
朝4時に目を覚ますと駐車場が少々賑やか…
バス乗り場から延々とザックが並んでいるではありませんか。
慌てて車から自分のザックを持ち出し並べました。
私達は6時45分過ぎの臨時バスに乗ることができましたが、
係員の方に聞くと最後尾の方は「10時過ぎの乗車になるだろう」とのことでした。
中央アルプスの人気の高さに改めて驚かされたところです。
バスに揺られて時折意識を亡くしながら、しらび平へ向かいます。
木々の緑と青空がとても美しく、今日の沢旅に期待が膨らみます。
しらび平に着き、ロープウェイに向かう列から離れました。
ゆっくり装備を整えて、しらび橋へ向かいます。

橋を渡ったところから入渓し、2つの堰堤を越えました。

堰堤を過ぎしばらくゴーロを歩くと、東横川の出会いになります。


東横川を見ると、奥に立派な滝がありました。
西横川を詰め、東横川から下降するパーティーもあるようです。

一方、西横川は再びゴーロが続きます。

ようやくゴーロが終わり、ここから滝場が始まります。



30m大滝が見えてきました。先行パーティーが取り付いています。

今回は先行パーティーと同様、中央のルートを選択します。
下段はフリーで登り、残置ハーケンのあるところからロープを出します。
ハーケンで中間支点を作りながら、リーダーが登っていきました。

フリーで越えていくパーティーもあるようです。
大滝を越えると滝場の連続になります。
乾いた花崗岩をどんどん登っていきます。







急に荒れた渓相になり、源頭部が近いことがわかります。


奥の二俣の左俣には多段20mの滝が見えます。

今回は右俣に進み、尾根を乗り越えて左俣へ戻ります。

リーダーの的確なルート選択で、難なくルートに戻ることができました。
高度が上がると甲斐駒ヶ岳、仙丈、北岳、間ノ岳、農鳥岳、塩見岳等々
南アルプスの山々がきれいに見えました。
2410m付近で伏流となり、そこからは枯滝をひたすら登ります。

高山植物のお花畑がありました。トリカブトの紫が、とてもきれいです。

沢を詰めていくとトラロープを発見…
レリーフのある長谷部新道に出ることができました。

宝剣岳が見え、放送の声がはっきりと聞こえるようになります。
1時間ほどで千畳敷カールに着くことができました。

ロープウェイ乗り場に着いて早々に装備を解除し、登山客にまぎれます。
ベンチに座ってゆっくりソフトクリームを食べながら、
千畳敷カールの美しさを十分に堪能します。
下山後は露天こぶしの湯で汗を流し、帰路に着きました。
全体を振り返ると、核心はバスの乗車だと思います。
久しぶりに訪れた西横川は、
明るく開けた渓相と最終的に千畳敷カールに出ること、
下山が超らくちんなことから、
経験者同行であれば、初心者にもおすすめの沢だと思います(あくまで私見)。
しらび平(7:50)-東横川出合(8:10)-30m大滝(8:55)-奥の二俣(12:00)-長谷部新道(13:25)-ホテル千畳敷(14:55)