本沢源頭部

浅草岳


(天候)4月7日:晴

浅草岳は会越国境に聳える名峰である。無雪期の登山者も多いが、雪の季節はスキー・スノーボードでも人気がある。都会では既に花見シーズンの4月上旬、I師・T師のおふたりから浅草岳に行きませんかとお誘いがあり、同行させていただいた。
4月7日早朝(というか明け方)に都内を出発し、集合場所の大自然館跡の除雪終了点へ向かった。

今回は、ヤヂマナ沢左岸尾根からカヘヨノボッチ、前岳を経由して浅草岳山頂に至り、北面の本沢を源頭から滑降、林道へ出て出発地点に戻る周回コースで計画。
地図を見ると登りはなかなかの長丁場である。帰路の林道も結構長い。

車を大自然館跡付近の路肩に停める。車は10台くらいか。あまり多くない印象だ。
まずは雪の残る林道を終点まで。正面の斜面を登って尾根に上がる。

林道終点付近
林道終点付近から斜面に取りつく

登り出しは樹林帯の尾根を登っていく。

疎林の尾根を上がる
登り始めは疎林の中

樹林を抜けると眺めが広がる。振り返ると、大きく守門岳の姿が目に飛び込んできた。
後続はスキーとボードの混成パーティのようだ。

守門岳が大きい
振り返ると守門岳が大きく姿を見せていた。

しばらくすると前方に山頂方面の眺め。本峰はまだ見えないが、カヘヨノボッチが目立つ。
カヘヨノボッチは、嘉平与ボッチとか嘉平与ポッチとしている記録もあるようだ。
“嘉平”は嘉平さんという人の名前で、”ポッチ”とか”ボッチ”とかはピークのことだと想像がつくが、”よ(与)”は一体何だ?
でもぽっこり飛び出しているので目立つし、名前を付けたくなる気持ちはよくわかる。

カヘヨノボッチ遠望
カヘヨノボッチを遠望する。

カヘヨノボッチは向かって右側、ムジナ沢側をトラバースして越える。右奥に見えるのは前岳だ。ムジナ沢の源頭を滑って登り返してきたのだろう。数人が斜面を登っている。

カヘヨノボッチのトラバース
カヘヨノボッチはムジナ沢側をトラバースして越える。

カヘヨノボッチ、前岳を越えると、鬼ヶ面山東面の大岩壁が目に飛び込んでくる。張り出した雪庇がすごい。

鬼ヶ面山東面の大岩壁
鬼ヶ面山東面が迫力ある姿を見せる

前岳を越えれば本峰山頂まではわずかな距離だ。広い斜面を頂上に向けてラストスパート。

頂上まであと少し
頂上まではあと少しだ。

浅草岳山頂の三角点は一等点である。三角点周辺は雪が融けて地面が見えていた。

浅草岳三角点
頂上の三角点は一等点である。

雪の残る周囲には大きなクラックができており、少々剣呑である。なるべく近づかないように気を付けた。

頂上付近のクラック
頂上付近には大きなクラックが!

頂上で少しゆっくりしてからいよいよ降りにかかる。降りは計画通り本沢の滑降である。
前岳方面にやや戻って、本沢源頭部へドロップ。

本沢へドロップ
さあ本沢、滑ります!

雪は少し重いが、広い斜面を使って快適に滑り降りることができた。少し降って振り返り、自分のシュプールを確認する。
その先で少し狭いところがあり若干気を遣うが、概ね快適と言えるだろう。

自分のシュプールを確認
少し重い雪だがまあまあ快適

稜線を見上げると、本沢源頭部はなかなかの迫力である。右の谷筋が今回滑降したルートであるが、意外とデコボコしているなあ。

滑ってきた斜面を振り返って
振り返って本沢上部の斜面を見上げる

上部の斜面を降って平坦な地形になると斜面としてはやや単調になるが、周囲の景観を楽しみながら降っていく。林道に出る直前に微妙なスノーブリッジを渡らねばならずちょっと苦労した。

林道と側面から落ちたスノーブロック
ところどころ側面から崩れた雪が林道に散乱している。

林道に出たら、のんびりと林道を辿って車に戻るのみ。ところどころで側面から崩れてきたスノーブロックが邪魔をするが、路面が広いので大きく問題になることはなかった。

林道に出てから小一時間で大自然館跡に戻ってきた。片付けた後は大白川方面へ少し戻って浅草山荘の日帰り温泉にのんびり浸かって帰宅した。


山行実施日:
2024年4月7日
メンバー:
I(L) T 古巻
山域:
山行形態:,
コースタイム:
大自然館跡(8:25)-Co665付近林道終点(9:10/18)-Co980付近(10:05/20)-1484.7m峰(11:45)-前岳(12:08)-浅草岳山頂(12:20/13:00)-Co1100付近本沢平坦部(13:20/30)-林道(14:12)-大自然館跡(14:57)
地形図:
守門岳
報告者:
古巻

“浅草岳” への1件のフィードバック

  1. F薪

    セルフコメントです。
    書きかけだった過去の記録を公開しました。

    スキーの記録についてはこれにて全て公開完了です。

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