一迫川麝香熊沢


週末の天気が少し思わしくなかったですが、それ程の降雨はないとみて、栗駒山の南西に源のある一迫川(いちはさまがわ)麝香熊沢(じゃこうくまさわ)に1泊2日で行ってきました。山頂付近の紅葉が真っ盛りでベストタイミングだったと思います。

10/4(土):晴れ時々曇り、夜一時雨

東北新幹線で「くりこま高原駅」に9時過ぎに集合し、タイムズカーで登山口の湯浜温泉入口まで1時間半ぐらいかかる。国道398号脇に登山者向けの大きな駐車場があるが我々だけだった。身支度を済ませ11時過ぎに出発。5分ほどで母沢にかかる石橋の入渓ポイントとなり平凡な川原を遡行し始める。

前日10km程離れたダムサイト近くでキノコ採りの女性二人が熊に襲われ死亡したとのニュースがあり警戒しての入渓となりました。

単調な川原歩きが続くが、時折硫黄臭くなり蒸気が出ているポイントがあった。

1.5時間はほど歩くと、やっと右から麝香熊沢が流れこむ出合いに到着する。

母沢はここから1:1で赤沢と麝香熊沢となる。

麝香熊沢をしばらく遡行するとミニゴルジュが始まる。星野さんが微妙なヘツリで突破していくが、古巻さんと坂部は左を小さく巻く。

その先、5mスダレ滝で左壁を今回の山行で唯一ロープを出して登った。

残置ピンが中間に1個ありました。

滝上も淵が続いていたが濡れたくないので右側から巻きました。

その先は、岩が少し大きくなった川原がしばらく続きます。

ナメ状の流れが出てくると本日のテン場予定地が近いです。

co930m付近で焚き木が豊富で3人にちょうどいいぐらいの平坦地を見つけテン場としました。

焚火もすぐに火がついて盛大にできましたが、途中30分程度雨の為タープ下に避難しました。焚火は完全に熾きていたので雨にも負けず朝まで熾火がありました。

10/5(日):曇り

翌日5時前に起床したリーダーが焚火を熾してくれました。お陰様で朝食準備もスムースに進み、6時半過ぎに出発できました。

早速出てくる5mCS滝は取りつくところのヘツリが厳しく、右側を巻きました。

その先はナメと小滝が続き、co960m付近で1:1の二俣となります。ここら辺ではイワナが走ります。

右沢を遡行していくと、左が崩壊したところで狭い8x10m滝が出てきますが水流脇を容易に登れます。

大きな岩が連なる部分も時々出てきて進むのに樹林帯に入ったりしました。

その先もまだまだナメと小滝が続きとても気持ちよく遡行できます。

アクセントに8m程度の斜滝が出てきますがフリーで登れます。

そしてまたナメ状滝が続きます。天気が良ければもっときれいに見えるでしょう。

8m3段のネジレ状滝は左の岩場を登っていきました。

ナメとナメ滝がまだまだ続きますが標高(co1170m付近)をあげてきたので秋の気配が深くなってきます。

今シーズン初ナメコがあったので少しですが持ち帰りました。

翌日、ナメコオムレツにして頂きました。

沢は源頭部の様相を示してきて、稜線の紅葉がチラホラと見え始めます。

co1340m付近で沢は、3方向に4m滝を伴って分岐します。水取りをして左の笹薮に突入します。最初は薄い笹薮でしたが、背丈を越える様になって難渋します。

20分程度漕ぐと草原に出ました。

山頂はガスの中ですが周辺の紅葉が進み良い眺めです。再び笹薮に突入し15分ほどでco1370m付近の登山道に飛び出ました。

紅葉の中の登山道を50分程度登り、栗駒山山頂方面への登山道と別れ湯浜温泉方面に30分程度下っていくと虚空蔵山の鞍部に出ます。紅葉に囲まれたロケーションで昼食としました。

ガスが晴れて虚空蔵山の紅葉具合が見えました。

湯浜温泉方面は草原の中に木道がしばらく続く気持ちの良い道です。

ブナ林の中をキノコを探しながら下ること2時間半程度で湯浜温泉に着きました。

ブナハリやナラタケがありましたが食指が動かずスルーしました。

湯浜温泉から少し登ると昨日の入渓点の石橋にでます。途中川沿いにも温泉が出ていました。

駐車場に着いたところで小雨がパラツキ始めたので運が良かったです。

麝香熊沢は前半は単調ですが、後半はナメとナメ滝が続き飽きの来ない遡行が楽しめます。山頂近くでは紅葉も真っ盛りで、結局雨にもそれほど降られず良い山行となりました。


山行実施日:
2025年10月4日~5日
メンバー:
星野(L) 古巻 坂部
山域:
山行形態:
コースタイム:
10/4:湯浜コース登山口P(11:08)-母沢入渓(11:12)-麝香熊沢出合(12:39)-co930m付近泊場(15:30) 10/5:co930m付近泊場(6:43)-c1270m付近二俣・左沢(9:50)-登山道(11:06/16)-湯浜コース登山口P(15:43)
地形図:
桂沢・栗駒山
報告者:
坂部

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