葛老山


天候:晴れ時々曇り

前回の雪上訓練に続き3連休は今シーズン最強寒波が襲来するとの予報ではあったが、男鹿山塊方面は中日の2/10は晴予報なので実施した。前日は東京でも雪が降っていたので、積雪を期待したが川治温泉付近で10cm程度と大したことはない。おそらく南東尾根は寒波が来る前はあまり雪がついていないと予測していたので、これで川治温泉までどうにか歩けるかと思い期待を膨らませて湯西川温泉駅をROさんと出発した。

併設された道の駅の駐車場のはずれに葛老山へのコースガイドがあり確認しているとき、駐車場がツルツルに磨かれていて早速こける。山の中以外も要注意だ。看板の裏から続く遊歩道の階段上は積雪10cm程だがトレースのない道が続いている。前日以前の登山者が踏み固めたためか積雪の下が凍結しており結構滑るので注意して遊歩道の階段を登っていく。急登のため九十九折になるところで斜面に取りつくと積雪は30cm程度あり気持ち良くツボ足で登れる。直登に切り替え一気の高度を稼ぎ一汗かくと尾根に出る。遊歩道をなるべく避けながら尾根を登っていくと無粋な送電線鉄塔に出合う。この上でさすがにツボ足では歩きづらくなってきたのでワカンを装着し、しばらく行くと木彫りの七福神の置かれた東屋に着く。湯西川温泉の地域振興策の一環だろうか。そこからトレースのない尾根を気持ち良く1時間ほど登るとあっけなく葛老山山頂に着く。

葛老山山頂

1123.8mの山名プレートがかかった木があり、東屋もあるが、残念ながら樹木が多く展望はイマイチだった。ここにも木彫りの七福神が設置されていたが確認出来たのは2体だけ。10分ほど来た道を下り、南東方面尾根に乗り川治温泉を目指す。最初の下りでワカンでは降りずらい岩混じりの急斜面があり、足もとの倒木が折れバランスを崩し右手でつかんでいた木も耐えられず離してしまいヒヤッとするが左手のストックが木にひっかかりどうにか体勢を戻す。慎重にここをクリアして緩やかな気持ちの良い尾根に乗る。

 

樹林の間から両側に薄緑~濃緑色の水を湛えた五十里湖が望め、那須方面に目を向けるとハンターマウンテン塩原スキー場を確認できる。尾根上には所々赤テープがあり、籔はほとんどなく日当たりの良いところは積雪10cm程度で地面がすぐに剥き出す状態だ。

南東尾根のようす

12時過ぎに昼食休憩を取り、13時過ぎまで歩いて引き返すか、そのまま川治温泉に下山するか判断することに決め、ワカンをはずし更に尾根を下ったり登ったりして移動していく。鹿の足跡トレースを利用させてもらい小ピークを巻いていくが、鹿が踏み固めたため下が凍結していて結構滑るのでトラバース時は注意して斜面を通過する。13時過ぎに891mピークの登りにかかるがも雪の下が凍結しており結構登りにくい。1時間程度で川治温泉に降りられる移置だが、途中の尾根に等高線の詰まった部分があり、その斜面が同様に凍結していると下りはかなり困難と予測された。アイゼンやロープが装備に無いことも考慮し、ここで引き返すことにする。

1時間半ほどで下りに苦労した岩混じりの斜面手前までくると行きは気づかなかった寛政4年4月と刻まれた道祖神があった。今から約300年前だが昔はこの尾根に道があったのだろう。急登の始まるところで右方向に鹿の足跡がトラバース道を形成しているのに気づく。この道を使うことにして、足跡をたどっていくと小さなデブリに阻まれる。念のためワカンを装着し慎重に通過すると再び鹿のトラバース道が出てきて、難なく湯西川温泉1.9kmの記載のある道標にたどりついた。下の方は雪の下が凍結していたことを思い出しワカンをつけたまま下っていき、40分ほどで湯西川温泉駅に到着した。温泉でのんびりと汗を流した後、楽しみにしていた生ビールには食堂が15:00に終了していてありつけなかったが、売店で缶ビールやワンカップなど購入し3時間半かけて帰宅した。今回は前日に積雪があり気持ちの良い雪山歩行を楽しめたが、うまく実施日時を選ばないと雪山では無い状態となるだろう。三依温泉より先が安心して雪山を楽しめる山域と思う。

GPSログ

 


山行実施日:
2019年2月10日
メンバー:
坂部(L) 小野
山域:
山行形態:
コースタイム:
湯西川温泉駅co600(9:25)-東屋co800(10:06)-葛老山1123.8m(11:01)-南東尾根分岐co1065(11:19)-891mピーク南東鞍部(13:06)-南東尾根分岐手前(14:33)-湯西川温泉駅(15:35)
地形図:
五十里湖・川治
報告者:
坂部

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