小又川赤水沢右俣~玉川渋黒川石黒沢左俣右俣~赤水沢左俣+九階滝


東北遠征第3弾は、昨年の桃洞沢周回計画で間違って玉川岩屋沢を下降してしまった山行のリベンジとして、小又川赤水沢右俣遡行~玉川渋黒川石黒沢左俣下降右俣遡行~赤水沢左俣下降+九階滝見物とちょっと欲張った計画を実施した。

8/9(土)曇り時々晴れ

前日2日間は天気が悪く、玉川温泉自炊部に連泊し英気を養った。最終日は丁度盆踊り大会で20年ぶりぐらいに参加させてもらい少々体が重いが、大塚さんに2時間半 車を飛ばしてもらい8時半過ぎに森吉山野生鳥獣センター(旧称クマゲラセンター)到着。そそくさと準備し9時に出発する。

小又川沿いの森の中に桃洞・赤水沢への山道が続き気持ち良く歩いて行くが、熊が怖くて時々声や笛で音を出しながら進む。

流れは濁りは無いですがちょっと増水気味です。

桃洞沢・赤水沢分岐で荷物を置き、桃洞滝を見物に行く。昨秋来た時よりも増水していて水流も澄んでいた。

引き返して赤水沢に向かう。舗装道路に5-10cm程度の水深で水が流れるような感じで本当に歩きやすい道だ。(ただし所々おう穴があるので要注意だ。)

赤水沢は桃洞沢と同様にU字谷に気持ちの良いナメが延々と続く沢だ。

両岸のスラブに幅広いナメが展開され、夏雲が沸き上がり素晴らしい。

一跨ぎできるところがあったので決めてみました。

九階滝への枝沢手前の一服ノ小滝2x3mも優しく迎えてくれるが、アブが時々煩い。

ウシアブが左真ん中に写ってます。

赤水沢左俣と右俣の分岐にお昼前に到着。通り雨があったが構わず昼飯休憩とする。

右俣は舗装路のようなナメが延々と続き、30分程度で左から隠れ滝を伴った枝沢が合わさる。

奥の方までスラブ状滝(名称:隠れ滝)が続いている枝沢。二日目の乗越を少し間違うとこの沢を下降してしまうので要注意。

本流を行くとほどなく兎滝30x40mに出会う。

上からウサギの頭、前足、後足で杵をついているポーズだそうな。前足部分のスロープを左から右へ行くルートがとれそうと読む。

ちょっと増水気味ではあったが、中間部のスロープを左から右へと登ってみる。ヤバそうな箇所もあったがどうにか横断しきり滝上に抜けることができた。後続にはロープを出して安全を期した。

結構フェルトでもフリクションが効きました。

その上に連瀑がかかるが、3m滝が越えられず左岸の草付きスラブを使って慎重に巻きました。

その先はトイ状の流れや3-4mの滝が幾つか続くが、登りにくそうな滝はマタギステップが切ってあり何れも通過は容易で楽しい。

この滝も右のステップを利用させてもらって通過した。

この滝も右端にステップが刻まれていて容易でした。

連続する滝場をしばらくこなすと再び舗装路のようなナメが展開する。

オオバギボウシが紫の花をつけていて彩りを添えていた。

徐々に流れは細くなっていくが足元はナメがどこまでも続き、ほとんど藪漕ぎ無しで玉川水系の石黒沢左俣へ乗っ越すことができた。

石黒沢左俣の源頭部もスラブ状で斜度のあるところは潅木や笹を頼りに慎重に下降した。

30mクラスのスラブ滝が二つ続き2回懸垂下降を強いられた。

スラブ滝を2個こなすと、ナメと河原状が交互に展開されるようになり、目論見通り結構イワナが走る。

ヤブ林道近くで二人分のスペースを見つけ本日の泊場とした。

ここらへんイワナはすぐにかかるが、何れも15cm程度ですべてリリースした。

8/10(日) 曇り時々雨

二人ともまだ十分に疲れが抜けていなかったのか寝坊してしまい8時前の出発となる。すぐにヤブ林道の橋に出合う。

林道に上がり右俣方面に所々濃くなったヤブ林道を1時間程度進む。

目論見通り右俣に効率的に出ることができた。

基本舗装路のようなナメ沢を赤水沢左俣目指して遡行していく。

ほとんど藪漕ぎなく乗越し、すぐに赤水沢左俣の源頭に降りたつことができた。

左俣の下降は基本舗装路のようなナメが続いていてとても易しい。二俣が近づいてくると滝がかかるようになるが何れも下降可能な斜滝だった。

二俣手前で12個のおう穴が連続する独特の景観となる。

見覚えのある二俣にお昼過ぎに到着。そのまま、九階滝への枝沢に急ぐ。

九階滝の枝沢は倒木のかかる6x9m滝で始まり、その上に25x30mのスラブ滝が続くがしっかりしたトラロープが左の潅木帯に張られておりそれを使用させてもらう。

穏やかな流れになったところで左の枝沢に入りしばらく登ると様ノ沢に乗越す鞍部で踏み跡のついた尾根を右方向に10分程度登っていくと九階滝の遠望できる地点に到着する。

九段、落差100mの九階滝。今回は見るだけで滝下にはいきませんでした。

来た道を戻り、2時間半程度で鳥獣保護センターに到着。装備を解除し時間があったのでセンターを見学させてもらい次の宿泊地 道の駅 あに またたび館に向かう。途中、阿仁前田温泉駅に併設されたクウィンス森吉で汗を流した。

遡行図


山行実施日:
2025年8月9日~10日
メンバー:
坂部(L) 大塚
山域:
山行形態:
コースタイム:
8/9:森吉山野生鳥獣センター(9:00)-赤水沢・桃洞沢分岐(9:45/50)-桃洞滝(10:15/20)-赤水沢・桃洞沢分岐(10:39/45)-赤水沢二俣co699m(11:55/12:15)-兎滝(12:45/13:00)-co915m鞍部乗越(15:15/27)-石黒沢左俣泊場co750m(17:15) 8/10:泊場(7:48)-ヤブ林道(7:54/8:46)-石黒沢右俣遡行-co855m鞍部乗越(10:28/36)-赤水沢二俣co699m(12:31)-九階滝への枝沢(12:48)-九階滝展望所(13:30/35)-赤水沢・桃洞沢分岐(14:51/57)-森吉山野生鳥獣センター(16:00)
地形図:
玉川温泉
報告者:
坂部

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