大中子山山頂標

大中子山


(天候)3月22日:晴

昨シーズン、時間切れで登頂が叶わなかった舟岐川右岸の寂峰・大中子山を訪れた。今回は首尾よく登頂。スキーとしては微妙なルートだが、真っ平な頂陵の景観は強く印象に残った。

ガリガリ斜面の守門大岳翌週は、檜枝岐でのスキー山行を計画。師匠2名は、20日から現地入りして山毛欅沢山(散々だったらしい)と三岩岳(まあよかったらしい)を楽しんで22日が最終日という日程。ぼくも民宿に泊まって檜枝岐Daysを楽しみたかったのだが、21日がどうしても仕事を休めず、22・23日で檜枝岐Days(車中泊)を楽しむことにした。

初日(師匠sは最終日)は、昨シーズンに途中敗退した大中子山をリベンジ。ルートは前回と同じ、一ノ岐戸沢左岸の尾根の登下降。
舟岐林道の最終除雪地点に集合して身支度を整える。出発時刻は前回より30分ほど早い8時40分。雪に埋まった舟岐林道を南下して1031m標高点のある橋(牛首橋)の手前で尾根に取り付く。昨年とほぼ同じ地点で一ノ岐戸沢を左岸に渡り、左岸尾根をハイクアップ。下部はなかなかの急登が続く。林道から標高差で200mほど登った辺りで最初の休憩。

急登の続く一ノ岐戸沢左岸尾根
一ノ岐戸沢左岸尾根は急登が続く。

休憩後はトップを代わって、古巻先頭で登高を続ける。1時間ほど喘登を続けてCo1550付近で2度目の休憩を取る。大中子山の山頂が標高1843.6mなので、あと1ピッチかねえと話しつつ先頭を代わってもらい、最後尾に付く。Co1780付近で西側の眺めが開けて長須ヶ玉山やその奥に尾瀬の燧ヶ岳が姿を現した。

長須ヶ玉山と燧ヶ岳
西の眺めが開け、左手前に長須ヶ玉山、右奥に燧ヶ岳の姿が現れた。

徐々に傾斜が緩み休憩から1時間ほどでようやく頂稜に登り詰めたが、三角点のあるピークはまだ少し先だ。地図で見るとわかるが、大中子山の山頂一帯は殆ど標高差のない地形が広がっている。実際にも、どこが山頂だか…という景色が広がる。山頂なのに何だかまっ平らな地面が延々と続いているのは何とも不思議な景観である。雪のない時はどんな風景なのだろうか。そんな中を黙々と歩き、ちょっとした盛り上がりにやっと頂上かと喜ぶと、いやまだ先の声。2・3回ニセ大中子を過ぎて13時ちょっと前にようやくホンモノの頂上に到着。立ち木に大中子山とかかれたプレートが懸かっている。その隣の木にはこの周辺でよく見る例の青く塗られたブリキのプレートが打ち付けれられている。書かれた文字は「深跡」と読める。なんのこっちゃ?と思ったら、1843.6mの三角点名称なのだと国土地理院の「基準点成果等閲覧サービス」のページで知る。でもどういう謂れが?そしてなんと読む?

山頂一帯の平坦な地形
山頂一帯は平坦な地形が続く。
まっ平らな大中子山山頂一帯の風景
頂上部とは思えない不思議な光景が続く。
「深跡」と記された青いブリキ板
よく見る青いブリキ板。「深跡」って何て読むんだ?

そういえば、読み方ということでは「大中子山」の読み方だ。ふつうに「おおなかごやま」だと思っていたら、「おおなごやま」という読み方を紹介している記録もある。ヤマップやコンサイス山名辞典(1979年修訂版)では「おおなかごやま」なのだけれど…。
山頂付近は樹林に覆われているが、北側がやや開けており国境稜線の帝釈山から台倉高山、孫兵衛山辺りを望むことができる。

大中子山から見る中央分水嶺
大中子山三角点峰からは中央分水嶺がよく見える。

下りは頂稜に登り詰めたあたりまでシールを付けたまま戻り、そこから尾根を滑ることになったが、昨年も感じた通り樹林が濃いので個人的には不得意科目の履修になる。頂上から20分ほど戻ったところでシールを外し、滑降態勢となる。ところどころ開けたところもあるので苦労しつつも何とか滑り降りる。1時間ほどの修行で取りつき点まで戻って一息。ケガもなく無事に降りてこられた…。

一ノ岐戸沢のスノーブリッジ
スノーブリッジで一ノ岐戸沢を右岸に渡り返す。

往路と同様、舟岐林道を車を停めたところまで戻って後片付け。
本日の入浴は「駒の湯」で。昨年夏の会津駒ヶ岳前日も駒の湯だったなあ…。入浴後は本日帰宅する師匠sと別れて明日に備える。明日は久しぶりの会津駒ケ岳でのスキー山行だ。


山行実施日:
2025年3月22日
メンバー:
I(L) 古巻 T
山域:
山行形態:,
コースタイム:
舟岐林道最終除雪地点(8:40)-取りつき点(9:15)-Co1250付近(10:04/15)-Co1550付近(11:13/25)-Co1830付近(12:28)-大中子山(12:50/13:10)-Co1820付近(13:28/42)-取りつき点(14:50/55)-舟岐林道最終除雪地点(15:23)
地形図:
檜枝岐・帝釈山
報告者:
古巻

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