徒渉訓練B班


今年の徒渉訓練は担当の意向で完全に梅雨明けしている7月下旬に設定された。参加者は9名でいつもの丹波川三条新橋周辺で2グループに分かれて実施した。想定したとおり気温は高く、いつもは震えがくるのだが唇を紫色にする人はいなく、積極的に水流中に入っていくことができた。ただ、水量は平水なのだがなぜか茶色に濁っており、水底が見えないのが難点であった。徒渉訓練初めてのメンバーを含む我々B班は基礎の反復練習をテーマに取り組んだ。

河原にはケルンが積んであった。

まずは、シングル徒渉、流木を使った徒渉を実施しました。上流に向かって正対し想定した徒渉ルート(上流から下流に斜めに設定する)を川底を探りながらすり足で進みます。流木を使うときは、雪山の耐風姿勢の形を両足と流木で正三角錐を作るイメージで作って徒渉します。

流木を使った方が安定します。

二人組の徒渉はザックの肩紐下部をお互い掴むことで少し安定します。ただ、タイミングを合わせて横に進むのがちょっと難しいので掛け声で合わせます。

その後、3人組での並列徒渉、4人組での縦列徒渉を練習した後、いつものザックピストンの練習場所の淵を目指して遡行してみます。所々で、ヘツリや先ほど練習した徒渉を繰り返しました。

途中胸までつかる淵もありますが、水流の勢いは弱いので突破できます。また、流が強い場合は対岸に徒渉して進みます。

いつもの淵に到着。水が濁っていて少々浸かっていくのがやだが、まずはリーダーがロープを引いて右岸をいきます。

流れが弱くあっけなく1回で突破出来ました。

簡単そうなので、セカンド以降も右岸をヘつって突破してみました。全員が難なく突破でき、ラッコ泳ぎでもとに戻った後、今度はザックピストン法でセカンド以降は楽々通過してみます。

その後、少し実戦練習で上流を目指します。早速、強い流れを3人スクラムを試してみました。丹波川本流を遡行するグループ2組を見送り、最初の滝場まで遡行してから、今度はロープ徒渉訓練をしに下流を目指します。

途中のトロ場ではラッコ泳ぎを楽しんでみる。いつも梅雨時で気温が低くやる気が起きないが、今回は積極的に泳ぎを楽しめた。

まず、3人以上で遡行している想定で人間アンカーで激流徒渉してみる。トップが対岸にいければセカンド以降は背の立たない深みも簡単に徒渉できる。ラストはトップの人間アンカーで振り子法で徒渉する。

背が立たない深みの突破にチャレンジ。帰りも相当苦労して徒渉した。

昼食休憩の後、今度は2人で遡行している想定で末端交換法での徒渉を試してみる。

トップは自然物で上流にアンカーを取って徒渉する。末端は、もう一人が持っていて流されたときに引き寄せる。

トップが徒渉した後、セカンドはアンカーを回収しロープの末端を連結し、ハーネスの安全環付きカラビナにお互い通し末端をトップに送る(末端交換法)。以後、トップは上流の自然物でアンカーをセットし、セカンドの徒渉時は下流で末端を持っていつでもセカンドを引き寄せられるように待機する。

末端交換時はロープを張った方が抵抗が少なくスムーズ。

一通り訓練が終わり、三条新橋に戻るとA班がチロリアンブリッジを準備していた。B班もブリッジを経験させてもらった。

徒渉訓練は大きな沢に入るための必須訓練であるが、そのロープワークは1年たつとうろ覚えになっていることが多い。特に末端交換法の末端交換時のロープ処理時がネジレていて時間がかかってしまったり、お互いの意思疎通がしにくく徒渉場所への適切な移動とアンカー設置に時間がかかる場面があった。今回、確認して実際の山行ではスムーズなロープワークと意思疎通ができるようにしたい。

 


山行実施日:
2022年7月30日
メンバー:
古巻(L) 石田 綿貫 坂部
山域:
山行形態:
コースタイム:
省略
地形図:
省略
報告者:
坂部

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