相模川水系 鶴川大群沢(カナヤマ窪)

天候:晴れ

富士山や南アルプスの雪は極端に少なく、

山梨県では 好天が続いています。

晴天で気温が高くなる予報が出ているので

山梨県上野原市西原にある大群沢へ行ってきました。

三頭山の南側にある大沢山南面にある沢です。(丹沢ではありません)

一宮神社前に車を停めて、歩き始めます。

初もうでをしました

 

 

 

 

 

 

 

 

三頭山荘(みとうやまそう)を過ぎて すぐの堰堤から入渓します。

堰堤のところには「相模川水系 方屋川」と書いてありました。

流れは細く、少し不安になります。

岩は全体的に脆く、すぐに剥がれます。

調べてみると「黒色片岩」というらしい…

ミルフィーユのように層状になっています。

しばらく行くと 滝が現れました。

参考にした書籍には 「F1 8m」とありましたが、

それほどの高さはありません。

右から登ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

続いて 2m、3mの滝を越えると

「F2 7m」も 4mくらいですか…左から階段状でした。

この沢も埋まってきているのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

二段の滝のようですが、F3と手前の2m滝でした。

「F3 12m」こちらは左から巻きました。

現在は 8mくらいでしょうか…

 

 

 

 

 

 

 

 

落ち口に斜上するラインがありますが、岩がボロボロで支点が取れないため

樹林帯から巻きました。岩が脆すぎて カムもハーケンも役に立ちません。

明瞭、上の方が歩きやすい。

 

 

 

 

 

 

 

 

水源貯水槽でしょうか

 

 

 

 

 

 

 

 

以前は ワサビ田があったのでしょうが その痕跡もわかりません。

ずっと水流沿いを進みました。

今日の核心

 

 

 

 

 

 

 

 

右から落ち口に向かってバンドをトラバースします。

岩が脆いので、くれぐれも慎重に…

1000m少し下 水が枯れる前に昼食を摂りました。

水が枯れると ひたすらゴーロを詰めていきます。

 

 

 

 

 

 

 

再び水流が現れ、滝も出てきます。

 

 

 

 

 

 

 

滝を登っていると、1150m付近の枝沢を通り過ぎたことに気がつきました。

滝が続いていたので 楽しくて登り続けてしまいましたが、

そのまま行くと 大沢山から延びる大芽尾根に出るようです。

トラバースして 戻ります。

 

 

 

 

 

 

 

沢型もはっきりしなくなり 右の尾根に上がると道がありました。

意外と しんどい…

初心者の体験にどうかと思いましたが、別の沢にした方が良さそうです。

ちょうどハチガス沢ノ頭(1370m)付近に 出ました。

稜線には とても歩きやすい登山道がありました。快適な登山道です。

 

 

 

 

 

 

 

1155m地点には道標が立ち、三国山荘近くの林道まで

予想に反して? しっかりとした道がありました。

この沢の岩はとても脆く、大きいものでも簡単に剥がれそうです。

これから行く方は くれぐれも慎重に行動してくださいね。

 


メンバー:牛久(L) 伊藤
山域:奥多摩
山行形態:沢登り
コースタイム:
9:12 一宮神社駐車場
10:47 800m付近二俣
11:48 970m付近奥の二俣
13:15 登山道
13:36 クメグタワ1173m
13:47 1155m付近分岐
14:20 林道
14:38 一宮神社駐車場 
地形図:
報告者:伊藤

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