秋のレスキュー訓練 B班

秋のレスキュー訓練 B班
天候:曇り

毎年恒例、(新人の私は今回初めて)秋のレスキュー訓練、

今回参加人数は9名 A班とB班の2つに分けて行いました。

訓練場所:モミソ懸垂岩(集合 新茅荘午前9時)

【メニュー】

A班B班合同

①シングルロープでのリードレスキュー

事故想定:シングルロープを使った2人組が登攀中、リードクライマーが怪我をしてしまい、動くことができなくなってしまった。ビレイヤーが助けに向かい、怪我人を下す。

ロープを固定し、ビレイヤーが救助にむかう

各班に分かれて行う

②ディスタンスブレーキ 介助懸垂

ディスタンスブレーキ:事故者の他に、2名以上のメンバーがいて、救助に当たれる場合に使う。救助者はロワーダウンで降りて、事故者を取り込み、その後さらに下降、もしくは引き上げてもらいます。今回は荷物を救助者に想定して行いました。

介助懸垂:介助懸垂は、事故者が腕などをけがしており、足は動ける場合に使う。1本のロープに二人がぶら下がれるよう、振り分けをセットし(pasがあると便利) 救助者が事故者を補助しながら下降する。

ディスタンスブレーキ 介助懸垂の様子

 

③引き上げシステム

引き上げシステム(ライジングシステム)  (1/1、1/3、1/5)

分母が大きくなるに従い、少ない力で重いものを持ち上げることが出来るが

その分システムが複雑になり、ロープを引く距離が長くなってくる。

引き上げシステムの原理と構成は難しかった。

引き上げシステム実施の様子

 

④搬送(一人の場合、二人の場合、ザック搬送、簡易担架)

一人で搬送する 背部から後方へ移動する方法

 

⑤救急法

スクーマンを用いて胸骨圧迫の練習

 

⑥登り返し

橋にロープを固定し懸垂下降。登り返し(プルージックまたは、マッシャー結びで腰と足元にロープをセットして尺取虫のように登る)

丸山さんはアッという間に登り返しましたが私と綿貫さんはなかなかうまくいかず手こずりました。

レスキュー訓練を終えて

山岳会に入って3か月あまり、沢登りも経験が浅く、今回のレスキュー訓練の内容も初めて経験することばかりでした。沢登りは危険が伴うということも最近は身をもって感じています。ですのでこのように皆で行う訓練は貴重な時間でした。今回行ったことをしっかり復習して何か起こった時に対処できるよう身につけます。


メンバー:B班綿貫(L) 丸山 坂部 畑
山域:丹沢
山行形態:沢登り
コースタイム:
新茅壮(9:00)ーモミソ懸垂岩(9:30)ー終了(15:00)
地形図:大山
報告者:畑

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