玄倉川檜洞

5/4 晴れ

丹沢最終日は、檜洞を詰め上げて西丹沢自然教室にツツジ新道で下山するコース。前日のザンザ洞二ノ沢で結構満腹状態で寄沢に下山しようかとの雰囲気もあったが、焚火をしているうちにリーダーのやる気がメラメラと熾ってきて予定通り実施した。

昨日と同様にユーシンロッジ脇の山道を行く。山道は石小屋沢の手前まで続いているとの情報なので上の方に道がないか探るが不明瞭なので諦め、玄倉発電所の上から入渓する。

昨日よりも水位が下がっており遡行しやすい。同様に2つの滝を右のトラロープのあるヘツリと右岸の巻き道で通過する。

石小屋沢手前の左岸には、山道の入り口(降り口)と思われるマーキングがあるが、道は不明瞭で最近使われていないようだ。

石小屋沢を越えてほどなく出る7m滝は昨日は左の岩場を小さく巻いたが、今回は重荷なので右岸を高巻くことにする。

左の窪みには赤テープ等目印が結構ある。

途中支尾根に出たところで踏み跡をロストし、結局4ピッチの懸垂下降で沢床に復帰する。結局これが本日唯一のロープが出たポイントとなる。

トイ状の釜が本日も綺麗だ。

ユーシン沢を越えた右岸の窪みに30mのトラロープがかかっていたが、昨日は何のためにあるのだろうと思っていたがこの意味を認識した。先の右岸巻きで踏み跡を正しく辿れるとここに出てきて下降するのであった。

このポイントにかかる3m滝は昨日と同様に右を小さく巻く。

大きな岩の中を流れが滝状にかかる。

トイ状の流れと滝。やはり天気がいいと気持ちがいい。

結構大きな岩がゴロゴロあり、ルート取りが楽しい。

こちらの石組み滝は右の水線近くを登る。

昨日は釣り師に会ってしまいここら辺は水流沿いが歩けなかった。水流の中も登れて楽しい。

ザンザ洞出合も越え、石組み滝が所々出てくるポイントは登りやすいところを通過していく。

前方に4段構成の大きな岩盤滝が出てくる。右側を釣り師二人が下山している。

2段目まで行くと1段目の滝の落ち込みがうまい具合にスプーン状になっているのか流れ噴水のように噴出しているのが面白い。ここは右側を簡単に巻ける。

その上はナメ状になっていて、気持ちよく歩ける。

河原が落ち着いてきて、岩も小さめとなる。

co1150mあたり。右が本流か?左の経角沢の方に進む。

岩盤状の流れが少し出てくるが上部は大部分が単調な河原だ。

単調な河原歩きが続く。

流れも細くなり詰めも近くなってきた。

co1340m付近で左のガレ沢に入り藪漕ぎなく少し詰め上げると登山道にあっけなく出る。

コバイケイの群落の中の休憩所が登山道の分岐にあるが、バスの時間もあるので先を急ぐ。

ツツジ新道の下山はメジャールートなので登山者が多い。何人か抜かさせてもらってゴーラ沢出合いに出る。家族連れが水遊びをしているのを横目に先を急ぐ。

登山者の渋滞につかまるが、どうにか15:40のバスに間に合った。山北の桜の湯で汗を流し、反省会をして帰路に着いた。

遡行図

 


メンバー:高森(L) 坂部
山域:丹沢
山行形態:沢登り
コースタイム:
泊り場(7:17)-玄倉発電所上入渓(7:40)ーユーシン沢出合(9:20)-ザンザ洞出合(10:00)-下駄小屋沢出合(11:26)-登山道(13:12)ーツツジ新道分岐(13:36)ーゴーラ沢出合(14:49)ー西丹沢バス停(15:30)
地形図:中川
報告者:坂部

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

TOP

プライバシーポリシー ©Copyright 2024 渓人「流」 All Rights Reserved.