天候:晴れ
古巻Lの計画の記録がほとんどない沢へ行ってきました。直前まで台風の動向が読めずどうなるのかと思っていましたが無事決行することができました。遡行中は天候がとても良かったです。前日夜に都内を出発して、当日は早起きして行動開始です。
下降する温谷沢沿いにある温谷林道途中に石田さんの車をデポして、古巻さんの車で出発地点の林道へ向かいます。ちょうどよい駐車スペースに車を停めて沢装備の準備です。
出発してしばらく明瞭な林道歩きです。次第に藪っぽくなってきて道がなくなります。
対岸に渡る橋があったのですが、草がぼうぼう生えていて風景に同化している橋があったのですが、古巻Lは気づかなかったとのことでした。その辺りは藪で道がなくなっており進むのが大変そうなので、沢に降りたほうがいいだろうということになり早々と入渓しました。しばらく河原歩きです。
ミニゴルジュがでてきて楽しそうな雰囲気になってきました。胸までつかるところもあって、体が熱くなっていたので気持ち良かったです。
途中で林道に復帰できないか右岸側を探索してみましたが、探したかぎりでは道を見つけることができませんでした。藪だったので再度沢にもどり遡行再開です。
胡桃沢との出合に到着です。ひと休憩いれて入っていきます。
胡桃沢にはいると一気に沢幅が狭くなりました。両岸に木が覆いかぶさって太陽の光を遮っているので体感温度が下がって気持ちいいです。
胡桃沢にはいるとすぐに橋がでてきました。橋桁がごっそり崩壊、下に抜け落ちている状態。橋がこんなになってしまうなんて少しびっくりです。コンクリート製(?)の結構立派な橋だったのではないでしょうか。
ミニゴルジュもあります。
小滝が続いて気持ちよく遡行しました。
この滝は、最初の足ホールドが微妙な位置なので、古巻Lが左岸から巻いて後続をお助け紐で引っ張り上げてくれました。
先ほどの滝を越えるとすぐに胡桃沢では大き目の滝がでてきます。ヌメヌメなので気を付けながら水流右を登りました。
ナメらしきところもでてきました。
両岸に生い茂っている緑とナメが良い感じです。
水量がもう少し欲しいところですが、広めのナメ。
ナメの癒しの時間もあっという間に終わってしまいました。㏇850あたりから水がなくなり詰めの様相。次第に急斜面となり枝につかまりながら登っていきます。
㏇1032ピーク南東尾根に詰め上げました。休憩もそこそこに温谷沢下降にはいります。しばらく枝を掴まりながらクライムダウンでおりていきます。
枝がなくなって笹や葦地帯になって、念のためロープをだして懸垂下降しました。
その後も、2回懸垂下降でおりました。
懸垂下降した以降は、それらしい滝はなく河原歩きです。地図では㏇510付近から沢沿いに林道があるようですが、それらしい径は見つけられませんでした。アブの襲来を避けながらしばらく河原歩きです。
古巻Lが藪の中に入っていき、林道を見つけてくれてようやく脱渓できました。こんな立派な道があったなんて…。
デポしていた石田さんの車に乗り込み古巻さんの車を回収して終了となりました。
倉谷川林道駐車(7:36)ー倉谷川林道ー胡桃沢出合(9:25)-胡桃沢遡行ー㏇745二俣(11:00)-㏇790二俣(11:27)-㏇1032ピーク南東稜線(13:03)-温谷沢下降ー温谷沢林道(17:27)ー温谷沢林道のデポ車回収(17:49)ー倉谷川林道駐車のデポ車回収