鷹ノ巣谷

6/20(日) 晴れ時々曇り

鷹ノ巣谷はメジャーな初級沢だが、何故か遡行する機会に恵まれず、今回高森さんの右手の治り具合の確認も兼ねて計画した。奥多摩駅に着替えなどの荷物をデポしバスに乗り込む。緊急事態宣言最終日の影響か登山客はあまり多くない。東日原バス停でガチャをつけて出発する。稲村尾根への登山道は崩落のため入山禁止・通行禁止となっている。

10分ほど下ると、巳の戸橋に到着。前日の雨で日原川は少し増水気味だが濁りはなく遡行に問題なさそう。

登山道を少しいき、ワサビ田の横から鷹ノ巣谷に入渓するとすぐに地蔵滝に出会う。下段の3x4mは右から登り上段の6+3m2条は中央を快適に登る。

すぐに右から巳の戸沢が出合い、前方には石積み堰堤がでてくる。右側の踏み跡を辿り難なく越える。

しばらく所々にワサビ田跡がある単調な河原が続く。

 

小滝を2つほど越えると深い釜をもったトイ状3x5mは右側をヘつって直上できる。

小滝を越えると続いて石積み堰堤を上に伴う釜をもった滝に出会う。手前の右側に巻き道のトラロープがかかっていたが、右側を登り滑りそうなので後続にお助けを出した。

その上にまだ、石垣堰堤が続き一旦流れは落ち着くが、スライダー状滝などいくつか出てきて楽しい。

右から15mクラスの滝を持った小沢の手前にかかる3m滝は右の岩を登って越える。この先が滝が続き面白い。

2m程の小滝は水流沿いを登って越える。

Y字2mも水流沿いを登れる。

この先に4x6mがかかるが右側を登れる。滝上部を回りこむところにスリンゲが2本かかっており、下のスリンゲを利用させてもらう。

その先、3mは手前の右壁にスリンゲが何本かかかっており。これを利用してA0で登る。上部のテープスリンゲが痛み始めていて全体重をかけるのが少し不安であった。

ここまでが前半のハイライト。その後流れはしばらく落ち着くが、左からガレ沢が入ってくるのを見送ると本日の核心、大滝が見えてくる。手前の3m滝は右側簡単に越えられる。ザイルを出して右壁を中段の水たまりまで登る。下部がスタンスが小さいところがあるが、残置ハーケンもあり難しい登りではない。

中段でピッチを切って上段を続けて登る。ホールド・スタンスとも豊富で結局残置も見当たらなかったのでそのまま上にぬけた。確保用のボルト2本でセルフをとって後続を確保した。

大滝上から下をみるとこんな感じ。中間テラスは腿上までの水たまりである。

この先は流れが穏やかになり、金左小屋沢が左から3:2で合わさるとワサビ田跡の中に2〜4m程度の滝が幾つか出てくるがいずれも問題なく登れる。

 

ワサビ田跡はこんな感じ。典型的な奥多摩の沢の風情。

滝も少し出てくるが、いずれも問題なく登れる。

水ノ戸沢に入り詰めの様相を呈してくる。

奥の涸れ二俣は右にルートを取った。

大滝から約3時間で登山道に出てその先のヒルメシクイノタワにて休憩する。登山道を鷹ノ巣山経由で峰谷に下山するよりもバリエーションルートではあるが八丁山経由の方が早そうなのでここから北側尾根に入る。

鞘口ノクビレ到着、東側の巳の戸沢は滝場がないのでここから沢筋を下るのもありか・・・。遭難碑の銘文を胸に刻む。

お伊勢山の山頂標識。右の石は石碑に見えるがただの石だと思う。

八丁山の手前の鞍部は窪地になっている。

約1時間で八丁山に到着。ここの標識に「東京350」とあるが、東京都には350個の山があるのだろうか。

八丁山から東側の尾根をくだり昔の集落跡を通過して稲村尾根への登山道に出た。

鷹ノ巣谷の後半がやや冗長であるが、八丁山方面を下山ルートにとったのは静かな尾根歩きができて正解であった。

遡行図


山行最終日:
メンバー:坂部(L) 高森
山域:奥多摩
山行形態:沢登り
コースタイム:
東日原バス停(8:02)-鷹ノ巣谷入渓(8:17)ー大滝(10:40/51)ーco885m二俣・水ノ戸沢(10:55)-co1320m二俣(12:49)-ヒルメシクイノタワ(13:24/31)-八丁山(14:36)ー東日原バス停(16:05)
地形図:武蔵日原・奥多摩湖
報告者:坂部

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