高千穂峰

GW後半は鹿児島まで足をのばしたので、せっかくなので比較的天気の良い日を選んで霧島連山の高千穂峰に登ってみました。山頂に天ノ逆鉾が突き刺さっていると聞いていて昔から一度行ってみたかったので丁度良かったです。

高千穂河原の鳥居をくぐり5分ほど歩くと霧島神宮の古宮跡にでる。古宮は噴火で何度か焼け落ちてしまいその後再建されていないが、静謐な空間になっている。天気が良ければ後方に山々がひろがるのだろうが、この時点ではどんよりと曇っていた。

国立公園内は自然観察道が途中までしっかりと石畳でつけられている。

傾斜が急になってくるとやっと火山地帯の登山道らしくなる。

ガスの中の礫帯の登り。丁寧に黄色ペンキマークを拾って登っていく。

火口縁まで登ると眼下に御鉢の火口が眼下に臨める。

ところどころにミヤマキリシマが彩りを添えている。

かなりの強風の中、火口の縁を歩いて高千穂峰に向かう。

高千穂峰が正面に見える。

火口から30分程度で高千穂峰山頂に到着。天狗の柄があしらわれた青銅製の天ノ逆鉾が突き刺さっている。山頂付近は台風並みの強風だったが、避難小屋などの物陰で10分程ゆっくりとして、来た道を下山開始。

途中、ほら貝を吹いて登る修験者の一群に遭遇した。

帰りはガスも晴れ、風は強いが霧島連山の素晴らしい景色が広がった。

出発地の高千穂河原は結構近くに見える。

3時間ほどのハイキングであったが、ここのところ温泉三昧だったのでアクセントになった。


メンバー:坂部
山域:九州・沖縄 霧島連山
山行形態:ハイキング
コースタイム:
高千穂河原登山口(8:55)-高千穂峰(10:38/52)-高千穂河原登山口(12:22)
地形図:高千穂峰
報告者:坂部

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