阿武隈川白水沢左俣左沢

天候:晴れ

7/26、27の両日は日帰り山行に行ってきました。1日目の前川大滝沢を遡行後、福島県西郷村へ移動して白水沢左俣左沢にやってまいりました。両日とも天候に恵まれ夏本番の沢登りを楽しんできました~。

甲子温泉大黒屋の近くの駐車スペースで沢装備完了。大黒屋さんの敷地内を通らせていただきます。15時に間に合えばこちらの大黒屋さんの日帰り温泉にはいることができます。

甲子温泉「大黒屋」さんの敷地内を通って入渓地点に向かいます。立派なお宿でいつか泊まってみたい。

本流にかかる橋を渡り白水沢へ入渓するとすぐに白水滝10m。明るい茶色の岩肌を勢いよく流れていて明るい印象。すぐ奥には堰堤が見えます。左の草付きのところをトラバースして滝真ん中あたりまで移動、各々登れそうなところを見つけて登りました。奥の堰堤は左岸から簡単に巻けます。

綿貫Lはさらに上にあがり、バンド状になっているところをトラバースしてフリーであがっていく。私と本郷さんは水流左から。流れが少し強いので、本郷さんがロープをだしてくれて登りました。

その後、ほどよい間隔で滝がでてきて楽しめます。巻いたり、ロープをだして登ったりしました。

衣紋の滝2段20mは右岸を巻く。
水流のない左側をいく、階段状で登りやすい。
2条5m滝は、左壁を綿貫Lがロープをひいて登っていく。1か所ハーケンで支点をとろうと試みるも刺さらず、埋まっている根っこにシュリンゲで支点をとる。

徐々に渓相も穏やかな感じになり小滝が続くようになります。㏇1100付近の右沢と左沢の出合に到着。両門の滝となっていて綺麗に対となっています。私たちは左沢へ進みます。出合にかかる滝は本郷さんにトップを交替しロープをだしてもらい登りました。

左沢と右沢の出合となる両門の滝。
左沢と右沢の出合いにかかる左沢の滝を本郷さんがトップで登る。スタンスは若干微妙でしたが、ロープの安心感もあり登れました。

続いての6m滝を登ると、水流は狭まり直角に右に曲がっていて3mほどのチムニーとなっている面白い沢型。チムニーは体全体を使ってよじのぼったり、つっぱりで越えました。

6m滝は綿貫Lがロープをひいてリードで登る。真ん中のバンド状になっているところにあがり、上部はしっかりとしたホールドだが念のためカムで支点をとって登る。

倒木や枝などで沢が埋まっていてひどく荒れていました。詰めの雰囲気がでてきました。荒れている場所を過ぎると水流も格段に少なくなり傾斜のあるナメが続いています。傾斜はありますが横の笹を頼りに登っていきます。その後は少しの藪漕ぎを終えると甲子温泉へ下る登山道にでました。

荒れた倒木の上を歩いていく。
傾斜の強いナメ床が続く。

登山道にでてからは1時間ほどの下りで駐車場に戻りました。タイミングがなくお昼ご飯は食べずじまいでしたが、大黒屋さんの日帰り温泉の時間にも間に合って何よりでした。2日間ともお天気も良く思い出に残る山行だったなと改めて振り返っています。沢と温泉って最高。

自分の予想より早めに下山できました♪本郷さんは甲子山山頂へ。私と綿貫さんはそのまま下山しましたが途中で本郷さんに追いつかれる。超健脚な本郷さん。

メンバー:綿貫(L) 本郷 星野
山域:那須連峰
山行形態:沢登り
コースタイム:
駐車場(6:20)ー白水滝(6:31)-衣紋の滝(7:19)-奥の二俣(9:03)-登山道(11:20)ー駐車場(12:36)
地形図:甲子山
報告者:星野

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