集中山行の前哨戦で温井沢。
今回の遡行は温井沢。朝、現地へ向かう途中で川を眺めると、水は濁り、ところどころ白波も立っていた。ひと目で少し増水していることが分かる状況だった。よく考えれば3日前には台風が通過していたにもかかわらず、事前に降水量を確認せずに入渓したのは反省点である。帰宅後に調べてみると、南部では約140mmの降雨があったとのこと。数字を確認していれば増水の可能性は十分予測できた。ただ、実際には沢まで結局来て結局入ってしまうのだろうとも思う。
今回は別パーティーが寒沢に入渓しており、入渓点に置いた車を登山口まで回送してほしいとの依頼があったため、まずは寒沢の入渓点へ向かった。しかし、この移動がある意味でこの日の核心だったかもしれない。林道は非常に荒れており、自慢のフォレスターでも何度か車体の底を擦るほど。道幅も狭く、正直もう通りたくないと思うほどだった。
さて、本題の温井沢だが、予想どおり水量は多く、水線を歩ける区間は限られていた。その一方で、普段より(初めて来たけど)迫力を増した大滝がいくつも現れ、景観は見応え十分だった。大滝はいずれも直登は難しく巻いて通過。明瞭な踏み跡はほとんどなかったものの、Sリーダーのルートファインディングのおかげで迷うことなく高巻くことができた。
高巻き中にはヒル多数確認され、巻きを終えるたびにヒルチェックを実施。幸い自分は被害ゼロだったが、登山道入口まで戻った際、確認するとSリーダーには何匹も付着していた。改めて油断できない存在である。Sリーダーはヒルが苦手なようでキャーキャー言っていました。
途中のいくつかのゴルジュは、水量が落ち着けばぜひ水線突破に挑戦したいと思わせる魅力的な地形だった。いずれリベンジしたい沢であった。下山後、登山道から登山口へ戻る途中には熊の糞や足跡を数多く発見した。
増水によって自由な遡行は少し制限されたものの、迫力ある滝の景観を楽しめた一日だった。次回は平水時を狙い、今回歩けなかった水線に挑戦したいと思った。

入渓。水が多い。10cmぐらい水面と石についている苔の感じから多そうだ、と坂部さんが言った。写真では増水感がわからない。

最初のプチゴルジュは左岸巻き。残置ロープあるがトラバースでロープ出した。

水が通常だったら水線を楽しくいけそうな場所

プチコルジュ。700m付近。登れるようだが、、、、左岸大高巻き。ピンクテープあり。

こちら右岸巻き。立派な滝でした。

楽しそうな畑さん。

2段の滝。右の支沢から回り込んで正面の滝をクリアした。

とても綺麗です。奥に大滝が待っていた。

ちゃっちゃと巻きましょう。確かこの巻き道にはたくさんのヒルたちがいました。






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