南アルプス前衛 神宮川松山沢川城ノ沢を遡行しコタキノ沢を下降するルートに行ってきました。
当初、利根川矢木沢の支流を周回する予定であったが、体調がイマイチのため軽めの日帰り沢ということでチョイスした。
7/12(日) 曇り時々晴れ
前日は蒸し暑い中、近くの道の駅に泊ったので雨乞岳登山口近くの駐車スペースを7時前に出発できた。所々崩壊した林道を30分ほど行くと終点となり、川幅2m程度の白い砂床にさらさらと水が流れる沢が目的の松山沢川だ。堰堤を4つほど踏み跡を辿って越えるが、堰堤の竣工標識には「城の沢」とありこちらが正確な名称なのだろう。その先に3m滝が出てくるが右側を登る。この沢は全般的に白い花崗岩で構成されるが、結構亀裂が入っていて、脆い所があるので慎重にホールド・スタンスを選んで遡行した。

3m滝を越えると堰堤がまだ出てきたが、2個越えたところで打ち止めとなる。

堰堤を過ぎると左から赤い10m滝が合わさる。この枝沢は鉄分が多く含まれているのだろう。

その先、すぐの3m滝は左から登って越えた。

小滝をいくつか越えるとすぐにこの沢最大の滝8m滝となる。左の砂ルンゼを登り中段にアプローチすることを試みるが結構微妙で諦め、そのまま砂ルンゼを登って巻こうとするが、それもずるずる砂が落ちてしまい難しく、結局小滝下まで戻って大きく左を巻いた。

右岸上部にははっきりした踏み跡があり結構人が入っているように思われた。

滝を越えたところで踏み跡から外れて適当に落葉の積もった斜面を下降して沢に復帰した。

その先、4m滝は右側を登る。

越えたところの右斜面にアナグマが自分たちに気付いているのにゆうゆうとエサ探し?をしていた。

滝の無い所は基本白い砂床の緩やかな流れで歩きやすい。

ここからCS滝がいくつか連続した。大体登れなかったが、巻きは簡単であった。

この5mCS滝は流心を登ろうと試みたがホールド・スタンスが乏しく諦め、左の大岩を巻いた。

この2mCS滝は左を登れた。アスレチックな登りで楽しい。

この3mCS滝も登れず左を小さく巻いた。

10個近くのCS滝をこなしていくと、左の白ザレに続き2m滝から始まるミニゴルジュとなる。

内部は2m2条滝と小滝が2個ある程度ですぐに開けた沢形になる。

その先には大岩くぐりができるポイントが出てくる。

大岩をくぐったところで10分休憩し、2m4連瀑にチャレンジする。2個目の滝は左の砂ザレを登るが重めの自分は砂が崩れてしまい登れず、ロープを出してもらった。

急登部分の終わり近くで崩壊箇所に遭遇する。ここを通過すると水も涸れてきてほぼ詰めとなる。

1601mピークに向かう斜面は比較的緩やかでどこでも登れるといった感じだ。

ピークにはお昼前に到着。サントリーの森林保護のためのサステナブル施設が山頂にあった。

南西方向の1458mピークに向かう尾根に進路を取るが赤テープがばっちりあり、降り易い尾根だった。ピーク手前の鞍部からコタキノ沢左沢を下降していくが、こちらも踏み跡が所々あり降り易い。

co1190m付近で水が白砂の中から湧き出ていた。南アルプスのおいしい天然水で喉を潤した。

左沢は滝がほぼなく踏み跡もあるので非常に降り易い。co1045mの二俣で右沢に連続する滝を認め、少し探検してみた。

15分ぐらいいくつか小滝を越えて行くと、15m大滝が出てくる。左の砂ザレがルートらしく残置ロープがかかっていた。高森さんがチャレンジしたが残置ロープ迄の砂ザレがいやらしかったようだ。滝上が平凡な流れであることを確認して丁度15mの懸垂下降で滝上から戻ってきた。

二俣に戻りさらに下降を継続するが、踏み跡は明確な山道になり木橋もかかっていた。

地形図co980mに滝マークがあるが、意外に大きなスリット状の35m大滝だった。遊歩道を外れ滝下まで見物に行くが、滝直下にカモシカの死骸を認め手を合わせた。

遊歩道に戻り堰堤をいくつか越えて行くと神宮川本流に合わさり、アスファルト道を駐車場まで30分程度で戻った。コンパクトなルートではあるが、この地域特有の白い花崗岩系の沢で難しい滝はないが、渓相は綺麗で湧き水もところどころあり、復帰明けには良い沢であった。






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