今年は雪解けがかなり早く進んでいるので、まだ四月だけど新潟方面の沢に山菜を求め入渓してみました。結果は、早い時期の山菜が結構採れ雪渓も残っていましたがほどどほどで山頂部まで沢沿いを辿れました。早春のブナの芽吹きと雪解け水のみずみずしさを満喫してきました。
4/25 晴れ:前泊地から向かう途中で見上げた権現堂山の上の方の沢筋は雪渓で埋まっているのが見て取れ上まで辿れるか少々不安になる。権現堂山登山口駐車場が地元高校山岳部の10名以上の団体やハイキングの方々で賑わっているなか、重装備の我々は少々奇異な感じではあったが、足回りを整え9:30頃出発する。神社方向に続く登山道を通り過ぎ、川沿いの林道を行く。沢は雪代で明らかに増水していた。
すぐに雪渓が林道に伸びてきており、車は先に進めない。堰堤手前の橋をわたると山道となるが雪渓で埋まる急斜面を横切る必要があり慎重に歩を進める。

堰堤上の山道はしばらく左岸沿いに続くが沢が近くなってきたところで入渓する。川幅2-3mであるが雪代を集め清冽な流れが目に飛び込んでくる。雪代で増水しているが遡行するには問題ないレベル、かえって少し楽しい。

両岸の日当りの良い所はカタクリが群生していて目を楽しませてくれる。その他、キクザキイチゲ、ショウジョウバカマなど春の野草が所々出ておりなごむ。

しばらく行くと雪渓が時々出てくるが、何れも小さいもので左側が切れているので難なく通過できた。

滝は、せいぜい4m程度、水流が激しく濡れるのを嫌って基本巻いて越えて行く。

魚は全く走らない。水温がまだ低いのだろうか・・・。

長松沢との出合いで大休止をとり、山菜散策と昼食とした。雪渓が溶けたばかりの草地にはフキノトウや出たてのこごみが結構出ていた。ウド、ウルイ、コシアブラも少ないながら二人には十分とれ一応夕食のおかずが確保できホッとする。


雪国の沢は時期が合えば新緑と流れが清冽で本当に気分良く遡行できる。

1時間ほどでco450mの泊場に到着、タープを左岸に設営し、少し下を渡った右岸の川原を焚火場にした。
乾いた薪がすぐに集まり、山菜料理の準備を進める。

フキのとう、ウドの芽、コシアブラは天ぷらに、ウドの茎はキンピラや酢味噌和え、こごみとウルイはナムルやマヨネーズ、和え物にして頂いた。

朝は、前日食べきれなかったウドの芽の天ぷらとこごみマヨネーズと春の味覚を存分に楽しんだ。

翌日は雪渓の出る頻度が短くなり大きさも長くなってくるが、雪渓の左隅を潅木につかまりながら基本歩けるので比較的楽だ。

所々雪渓が切れている所もすんなり降りれて簡単に取り付ける。

標高を上げていくにしたがって斜度が増してくるので、チェーンスパイクとアイスハンマーを利用して登っていった。

雪渓が長く続くようになり、滝のところで切れているパターンが続くが、雪渓上から潅木だよりに滝上に取りつける場合が多く楽ができた。

雪渓はかなり急になるが潅木に頼れる場合が多いのでどうにか登っていける。

登山道の手前、co850m付近で沢は急に右に曲がるが、雪渓は更に急になってくるのでこれ以上沢形を追うのはやめ、軽く藪を20分ほど漕いで登山道に出た。

登山道で守門岳、浅草岳を正面に見ながら昼食休憩とした。

登山道から登ってきた小黒川本沢を見る。やっぱり南面の開放的な沢なので雪解けが早いのだろう。

上権現堂岳、下権現堂岳には登らず、中越ルートで下山するがまだ雪に埋まったブナ林の芽吹きが見事であった。

沢形沿いの下山ルートであったが、上の方は全面雪に埋まっていて歩きやすかった。

雪が消えてくるところからは、山菜を探しながらゆっくりと下山した。

2日間とも天気が良く、早春の北国の沢を満喫する満足度の高い山行となった。目黒川本沢は険しい滝とか淵は無いが、時期が合えば春を満喫できる沢であった。






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