房総高宕川

レンタカーでアクアラインを越えて、房総に行ってきました。1日目は、高宕川です。

ナビと格闘して、目的地到着は9時少し前。ちょうどいい駐車スペースがありました。林道を歩き始めるとすぐに川廻しがあります。房総っぽさにテンションが上がります。林道にもトンネルがあり、なんだかわくわく。

川廻し
林道にはトンネル

入渓してすぐの2mもない小滝は左側にステップが切ってあるものの、滝を登りたい私たちはわざわざ右側を登る。ちょっと手をつくとすごく水が冷たい・・・。

左側にステップあり〼

二俣を右に入りナメを進んでいくと、また二俣になり左側は“川廻しトンネル滝”(←今作った言葉)になっています。下降ではこの“川廻しトンネル滝”に出てくる予定ですが、こんなつるんとした滝大丈夫かなと思ったら、滝の右側にきちんとロープがありました。それを確認して、右に入ります。鹿の鳴き声と足跡がたくさんあるものの姿は見えません。こんな足跡もありました。

誰ですかね?

房総らしい緩やかなナメを遡行していくと、巨岩地帯に。ここはちょっと苦労しました。巨岩と倒木(倒木というか土砂崩れ)をひーこら言いながら越えると、泥川に出ました。え?!

巨岩地帯。なかなか手ごわいです。
どろがわ~♪

このまま泥川で終わるのか?と不安になっていると、またナメが復活しました。やったー!!ウォータースライダー状の細い枝沢に入り、やたら滑る斜面を山道目指して登って行きます。いつもの感覚で登ると、ズルっと行く。リーダーも同じことを言っていて安心しました。

スライダーを進みます

尾根を乗越して本流を目指します。最初は木につかまりながら降りていくもののスラブっぽいかんじになってきたので、ザイルを2本繋げて懸垂下降しました。ほっとしたのもつかの間、少し先はストンとした滝になっていました。そのままズルっと滑ったら怖いので、懸垂のセットをして、ザイル一本で足りるか偵察に行きます。仮固定してザイルを下まで投げてみたところ、やっぱり足りないので、またもや2本連結しての懸垂です。

ザイル2本連結して懸垂下降
5mくらいのこんな滝でした

本流を詰めて、山道に出たところでお昼休憩。樹木の隙間から高宕山が見えます。突き出た岩に人が立って、ライオンキング状態。見ているだけで怖いです。

休憩後、高宕山の山頂を目指して登っていくと、やたら人の声がしました。山頂に人が数名いたのは見えましたが、なんだかすごく賑やだなあと思っていると、15名程の団体さんとすれ違いました。全員ヘルメット装着。どこかの登山教室の方々のようでした。ザレザレの急坂を通過するときの声だったようです。

ライオンキング

登山道で下山を開始します。少し行くとトンネルが!なんだここは!

謎のトンネル!

トンネルをくぐると赤い屋根が見えます。沢のなかから、はるか上、はるか遠くに見えていた赤い屋根です!(あんなに遠くに見えていたところに今いるという不思議。山あるある)

観音堂

高宕観音堂というらしいです。新しいみかんがお供えしてあり、お掃除も行き届いています。きっと定期的にお掃除している方がいらっしゃるんでしょうね。世の中素晴らしい方がいるものです。私もそういうことをして天国に行きたいです。

観音堂でお参りをして、登山道を15分程行った斜面を降りて沢に出ます。(←斜面を降りる前に、少し後ろを歩いていたおじさんをやり過ごします。やっぱり現場を見られると気まずいというか、びっくりされちゃうからねぇ)

沢に戻ると、”やっぱり沢はいいなあ”となります。去年の台風の影響か、けっこう倒木がありました。と思ったら、まるで道路のような平和なナメになったり。

藪漕ぎではないです。沢のなかです。
アスファルトではないです。沢のなかです。

チバニアン的な地層を見ながら、ナメをひたひた行きます。小滝も何もないまま、本当に何もないまま、ひたひた進んでいくと、昔の取水口のようなものがありました。

チバニアン?ミズユキアン?
取水口跡

例の”川廻しトンネル滝”に到着しました。軽く10m以上はあります。滑らないもののロープをつかむまでの数歩がちょっと怖いです。ロープをつかんだら、懸垂の要領で慎重に下っていきます。

川廻しトンネル滝まで戻ってきました
左の木にロープあり〼
ロープをつかむまで少し怖いです

ここからは知った道。緩やかなナメ、ステップ小滝を下って、川廻しのある林道に出て遡行終了となりました。天気は良かったけど、風と水が冷たい一日でした。

房総・高宕川 遡行図

 

 


山行最終日:
メンバー:坂部(L)、K
山域: 房総
山行形態: 沢登り
コースタイム:
駐車地点9:00-川廻し9:08-川廻しトンネル滝9:25-本流11:52-高宕山13:22-高宕観音13:37-下降開始13:56-取水口14:54-川廻しトンネル滝15:00-駐車地点15:20
地形図:鬼泪山(きなだやま)
報告者:K

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