徒渉訓練B班:丹波川本流


2025年7月初旬、今年も夏の始まりの恒例である徒渉訓練を実施しました!
梅雨らしい雨がほとんどないまま夏に移行した今年。この日は気温も高い夏日で、丹波川本流には他山岳会の方や他の多くの方達も見られ、非常に賑わっていました。

今年は例年より流れが早いです!

今年はB班として坂部さんをリーダーに、古巻さんと私の3名で参加。水量は例年通りでしたが前日の雨の影響か水流が早く、晴天の夏日といえど水に浸かるとちょっと肌寒い。
忘れてしまっているロープワークの所作がたくさんあり、技術を見直す良い機会となりました。

訓練概要(2025年B班)

・基本の訓練メニューは以下3つ+最後に三条新橋の上から空中懸垂の練習です。
 ├① ザイルなし徒渉:単独徒渉・流木徒渉・スクラム徒渉・縦列徒渉・泳ぎ検証
 ├② ザイルあり徒渉(末端交換三角法)
 ├③ 泳ぎ・釜の突破:釜の突破・ザックピストン・ラッコ泳ぎ
 ├④空中懸垂

例年は駐車場近くの浅瀬で実施していましたが、この日は混雑していたため、下流へ少し移動して行いました。

(1)ザイルなし徒渉

まずは基本の単独徒渉からスタート。水流に対して体の向きを調整し、安定した歩行姿勢を確認。続けて、流木を支えにする徒渉や、2人・3人で肩を組むスクラム徒渉を繰り返し実施し、足運びを確認しました。
その後、水深のある流れの速い巨岩ポイントに移動し、ラッコ泳ぎやザックを背負った状態での泳ぎ方を確認。ザックのウエストベルト・チェストベルトを緩めたり締めたりしながら安全に泳げる方法を実地で試しました。

スクラムや流木などで何度も徒渉します
下流へ移動。ここの岩は・・・
昨年、みんなでチャレンジして坂部さんがすごい体制で耐えながら突破していた岩場です(笑)

↓昨年の記録より


昨年へつりで苦労した岩の前で、激流の縦列徒渉を行いました。もはや縦列徒渉ではなく3人でヘツって突破するという形でしたが(笑)、3回挑戦し、3回目で全員突破!古巻さん・坂部さん・私の順番で、坂部さんが中間にて両者のアシストをしてくださり、なんとか突破できました。良かったです^^

連なって頑張る3人。水圧に耐える。

朝イチから、腕がややパンプ気味です。笑

(2)ザイルあり徒渉(末端交換三角法)

さらに下流へ移動し、末端交換三角法です。例年行なっている場所が増水していたため、少し上流の比較的浅い地点で実施しましたが、適切な支点を探すのに少し苦労しました。
末端交換三角法は私がリーダー役を交代して訓練を進行しましたが、ロープワークの手順だけが頭に残っていて、その意味や体重のかけ方などをすっかり忘れており、実践の中でたくさん反省がありました。

何度か繰り返し練習します

自分の備忘として

末端交換三角法のポイント:
• 上流側にしっかりとした支点(岩の角や立木)を設置。
• 下流側の人間は徒渉者が流された時にすぐに引き寄せられる体制で待機。
•(★) 徒渉者は確保器を使ってロープをセット、振り子の原理を利用するため、ロープにしっかりと体重を預ける。
・徒渉したら、末端を徒渉者側に送り、支点(岩角やボディ)にセットしセカンドが渡れるようにロープをセットする。
• 上流側に支点、下流側でロープを持ち、後続者を渡らせる

忘れないこと!

(3)泳ぎ・釜の突破

お昼休憩を経て、午後は上流のゴルジュ帯へ移動。天候はやや曇りがちになり、水に浸かるとやや肌寒さを感じるような気温になりました。
ゴルジュ帯の釜の突破では右岸からへつります。私は毎年、左岸から飛び込んで突破していたので、何気に右岸をへつって突破したのは初めてでした(笑)

右岸は流れが落ち着いていました


無事、問題なく突破!

その後、ザックを先に投げ渡す「ザックピストン」の訓練も実施。ザックへの結び方の順序をうっかり忘れていた場面もありましたが、こうして毎年訓練することの重要性を改めて実感します。

楽々でーす

ラッコで戻り、終了です。

(4)空中懸垂

三条新橋に戻るとA班が空中懸垂をしていました。

A班と合流し、空中懸垂の練習です。空中懸垂がかなり苦手なわたくし、、昨年はギャーギャー騒ぎ、降りるまでに30分ぐらいかかりましたが、皆さんのフォローと補助で大塚さんがあぶみを作ってくださったこともあり昨年よりはスムーズに降りられました!(実際は回収できないのであぶみはNGですが笑)
皆さんへの迷惑が減って良かったです。
次こそは補助なしですんなり降りたいところですね!

みなさま、ありがとうございます!

引き続き、空中懸垂が練習できそうな低い橋を知っている方いたら教えてください。。。

以上で徒渉訓練は終了です。しっかり復習できてよかったです。
ただ、今回穴あけしていないザックだったので、防水が甘かった荷物が浸水してました。。こちらも夏本番前に防水を見直す良いきっかけになりました。

お疲れ様でした!


山行実施日:
2025年7月6日
メンバー:
坂部(L) 古巻 綿貫
山域:
山行形態:
コースタイム:
訓練開始(9:20)-終了(15:40)
地形図:
柳沢峠
報告者:
綿貫

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