今回は、奥多摩駅近くにある除ヶ沢(よげさわ)へ行ってきました。
氷川キャンプ場から歩いて、除ヶ沢へ向かいます。
冬の沢に行くなんて … みんな 物好きですね。
毎年12月の第1日曜日は、奥多摩渓谷駅伝競走大会が行われています。
奥多摩駅入口交差点には、駅伝関係者と思われる方々が多くいました。
氷川小学校を過ぎ、鉱業所の横を進みます。
「工場萌え」には きっとたまりませんね。
トロッコが数台載っている鉄橋を過ぎると すぐに入渓点になりました。
装備を整え、入渓します。
入渓点は、倒木があるゴーロで荒れている感じです。
夏であれば濡れても構いませんが、さすがにこの時期になるとルートを選びます。
より困難になる場合も出てきますね。
3m程の滝がありましたがとても水線沿いには行けないので、左壁を登ります。
リーダーが上からロープを出してくれたので、一人ずつ安心してチャレンジしました。
そこを越えると 今度はスラブをトラバースです。
微妙な凹凸を探して しっかり体重を乗せていきましょう。
その後も小粒ですが、練習になる場所が続きます。
高巻きでは より慎重さが求められます。
失敗はできないので、不安なときはためらわずロープで確保してもらってもよいと思います。
そこを過ぎると ワサビ田跡やゴーロが二俣まで続きます。
二俣は日当たりもよく 昼食をとるのによい場所でした。
二俣以降もワサビ田跡とゴーロが続き、670m付近でとうとう水が枯れました。
860m付近の岩壁のある所から 稜線に向かいます。
50分程で1020m付近の登山道に出ました。
後半は冬の低山ハイクのようになりましたが、
風もほとんどなく穏やかだったので、私は十分楽しかったです。
駅に近づくと なんとも異様な光景が…
次の沢までは それぞれ山スキー、雪山、クライミング等のトレーニングに励みましょう。
氷川キャンプ場(9:18)-入渓点(9:45)-二俣着(11:41~12:07)-870m(13:19~13:31)-登山道(14:07~14:12)-登山道入口(14:55)-氷川キャンプ場(15:35)