
野陣ノ滝、1段目。左から登る。
アプローチは東日原駐車場から約2時間。距離もあり単調になりがちだが、結果的には良いトレーニングとなった。
入渓すると、沢は奥多摩の中でも水量が多く、全体的にスケールの大きさを感じる。前日の雨の影響もあってか、苔は青々と輝き、非常に美しい渓相が広がっていた。
核心とされる野陣ノ滝は、1段目を米山がリード、続く2段目を牛久さんがリード。
その後に現れる2段の大滝は左岸から巻く。稜線までしっかり上がり、尾根を乗り越すようにして沢へ復帰。木や根が豊富で支点に困ることはなく、懸垂下降の必要もなかった。
しかし、本当の核心はその先に待っていた。大滝通過後に現れる3段7m滝の3段目。手がかり足がかりに乏しく、フリクション頼みの登攀となるうえ、岩は滑りやすい状態。牛久さんがリード、皆で協力して突破。
その後も小滝が連続するが、標高を上げるにつれて徐々に落ち着き、1300m付近で林道が近づいたところで脱渓とした。
長い林道歩きも、沢の話やアイスクライミングの話で盛り上がり、体感的にはあっという間?に駐車場へ帰着。行動時間は約10時間弱、総距離は20kmを超える日帰りとしては長めの山行となった。
山奥深く、苔むした静かな沢で、自然を存分に味わえた充実の一日だった。

このような小滝がたくさん。ぬめり強め。

野陣ノ滝(3段20mぐらい?)、1段目。米山リード。左の小さなルンゼから。カム#1が最初決まる。少し上がると残置あり。2点ほど中間取ってトラバースすると終了。支点はハーケンで作成。

2段目、牛久さんがリード。少し水を浴びながらの登攀。最後2mが細かい。支点はこちらも残置なく、ハーケンで作成。

2段20mぐらい?左岸高巻。とても綺麗。

高巻途中。林道まで。

ツルツルの小滝。後続が足を抑えながらクリアした。皆で協力しながらクリアしてくのは沢登りの醍醐味。





コメントを残す