天候:曇時々雪
前泊は、「道の駅・雷電くるみの里」としたが、大型車の出入りが多く、高速道路脇でもあり、外での前泊には不適。車内は静かなので、シュラフにもぐってしまえば気にならなかったが、落ち着いた環境ではなかった。
翌朝、コンビニで朝食と行動食を調達して、あずまや高原ホテル手前の駐車場へ。途中の道に雪は殆どなく、駐車場も地面が見えていおり、雪の少なさを感じる。
身支度を整え8時30分出発。除雪はホテル前までなので、すぐにスキーを履いて歩ける。ただ、ここのところの積雪はない模様。牧場の柵のあるところからは樹林が途切れ、北西からの風が吹き付けてくる。雪も飛ばされて、表面もガリガリだ。下りが思いやられる、と思いつつ黙々と登る。牧場をはずれて樹林に入ったところで休憩。単独のスキーヤーが通り過ぎていった。
Co1900を過ぎる頃から傾斜が増してきて、登山者のトレースとガリガリ斜面でシールが利きづらくなったので、クトーを装着。以降はかなり登りやすくなった。根子岳への分岐を過ぎた地形図の2300m地点からは、道も狭くなりスキーの取り回しが面倒そうなので、そこにスキーをデポして、アイゼンに履き替える。アイゼンはなくとも歩けそうだが、急斜面もあるのでアイゼンを着けた方が楽だろう。デポ地点から10分ほどで山頂へ。ピッケルも持って行ったが、こちらは不要だった。山頂手前でスノーシューのグループとすれ違った。晴れていれば大展望の山頂のようだが、今日は真っ白な景色で、おまけに風も冷たい。写真を数枚撮って、すぐに山頂を辞した。
デポ地点でクトーとシールを外し、簡単に昼食を摂った後、滑降開始。
案の定、ガリガリで快適ではない。傾斜は緩めなので、それほど苦労はしないが、休み休み下る。時々、楽にターンできるところもあるが、それも僅か。牧場に差し掛かっても、相変わらずのガリガリで、かつツボ足の歩行あとがボコボコ。東側は、雪が無く地面が見えているし…。
まあ、想定はしていたものの、スキーとしてはあまり面白くないままホテル前まで戻った。
せめて、お天気がよければ頂上からの展望も楽しめたのだろうが…。まあ、今年は冬山に入ることも目標の一つなので、山を知る経験にはなった、ということでよしとする。ただ、冬の展望は目にしたいので、好天を狙って再訪したいとも思う。
せっかく信州まで来たので、帰りがけに上田市内のツルヤで、オリジナルブランドの地ビール(高くない割りに結構イケる)などを購入して高速に乗る。高速の渋滞はなく快適だったが、練馬を降りてからの都内の渋滞で消耗した。
あずまや高原ホテル下駐車場(8:30)-登山道Co1770付近(9:30/40)-登山道Co2160付近(11:00/10)-根子岳分岐(11:42)-2300mピーク付近スキーデポ(11:50/12:02)-四阿山山頂(12:15/20)-スキーデポ地点(12:28/52)-根子岳分岐(12:55)-駐車場(14:00)