前常念岳〜常念岳〜蝶ヶ岳

個人で北アルプスの前常念岳〜常念岳〜蝶ヶ岳へ行ってきました!三俣サーキットと呼ばれるコースで、三俣登山口から反時計回りに周回し、蝶ヶ岳ヒュッテでテント泊という計画です。

明け方晴れてくれた、蝶ヶ岳より槍・穂高連峰

常念側から周回すると、三俣からの急登もそうですが水場が全くないというのが非常にネックです。ガレの登り降りや、常念岳からの稜線歩きもひたすらアップダウン。全体で累計標高2100mぐらい登りがあるのでそこそこには体力が入ります。装備も重かったので個人的には相当しんどかったです。

今回私は友人が別ルートから蝶ヶ岳ヒュッテに泊まるでこの計画にしましたが、このルートなら素直に常念岳ヒュッテで泊まる方がいいかなと思います。天候もほぼ曇っていてあまり眺望も望めなかったこともあり、蝶ヶ岳まではほぼ苦行登山でした。笑

前日の深夜0時の時点で満車。ハードル高い。

9/6(金)に仕事終えて松本まで移動、その後レンタカーに乗り換えて急いで常念岳・蝶ヶ岳の登山道入口前の三俣第一駐車場へ向かいました。ちょうど深夜0時ぐらい到着しましたが、ほぼ満車で私がギリギリ最後の1~2台でした。かなり混み合うと聞いておりましたがここまでとは。前泊の方も、なるべく早めの到着を目指した方が良さそうです。

駐車場にて車中泊でしたが全く寝つけず、少し睡眠とれたのは明け方から。 そのせいで出発は2時間ほど寝坊しました。笑
6時に出発。ひたすら樹林帯です。

〜4時間程、樹林帯をひたすら歩き森林限界へ到着。ここから常念岳までガレ場です。
避難小屋埋もれとるがな・・・
中はしっかりしていました!

前常念岳へ到着!

見えませぬ・・・

常念岳!

見えませぬ・・・その2

常念岳の山頂でお昼休憩をとります。
そして圧倒的寝不足のためここで仮眠タイムをとります。笑
仮眠後13時に蝶ヶ岳方面への稜線を出発。この時点でここから蝶ヶ岳へ向かう人はほどんどおりませんでした。トレランの方はちらほらいらっしゃいましたが。

蝶ヶ岳に向かう稜線。ここで派手にコケる。2バウンドか2ローリングかしました。

ここから一気に降りますが、かなり急な岩ガレです。危ないと言われてましたが、例に漏れず私もバランスを崩し派手にすっ転びました。2バウンドほど下へ転がり落ちましたが、幸い打ち身だけで済みました。ハイマツ下の急な坂前まで転がり落ちなくて良かったです。
周りには誰もいなかったので転けた後は一人唸りつつ、30分ぐらい空(くう)を眺めてましたね・・・

気を取り直して、蝶ヶ岳に向かいます。
眺望が望めないのでひたすら苦行の道です。 登りが多くてしんどい。その上に先ほど派手に転けて打った膝と足などが痛み、スピードも遅かったです。
途中に雷鳥発見!

常念岳の樹林帯でも見かけました!

雷鳥初めて見ましたが、思ったより丸い…です!笑
常念で見かけた雷鳥はもっとシュッとしてるイメージだったのですが、こいつはまんまるでキュートな感じでした。

まんまるでした。かわいい〜

思えば、雷鳥といえば銘菓「雷鳥の里」のパッケージのイラストぐらいでしか見たことがなかったので、私の認識が間違っていたのかもしれません。

蝶槍を経て、蝶ヶ岳に着いたのは、17時過ぎ頃。暗くなる前で良かったです。ここで友人パーティーと無事合流して、テントで宿泊しました。

おいしいご飯を作って待っててくれました。報われます。。

後は蝶ヶ岳から下山するだけなので、かなりゆっくり過ごせます。
翌朝は晴れ間も覗き、良い展望が望めました。

山頂に何回も行ったり、ゆっくりご飯を作ったり、ぎりぎりまでゆっくり過ごして下山しました。
1日目が非常にハードでしたが、頑張れて良かったです!良い思い出になりました。

お疲れ様でした!


山行最終日:2024年9月8日
メンバー:綿貫
山域:北アルプス
山行形態:縦走 個人山行
コースタイム:
9/7 三俣第一駐車場(5:55)-前常念岳(10:45)-常念岳(12:00-13:00)-蝶ヶ岳ヒュッテ(17:15)
9/8 蝶ヶ岳ヒュッテ(10:00)-三俣第一駐車場(13:30)
地形図:穂高岳・信濃小倉
報告者:綿貫

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