二子山(東岳~西岳)

天候:晴

埼玉県小鹿野町にある二子山に登ってきました。二子山とは、東岳と西岳がある双耳峰が特徴で、切り立った鋭い岩峰はスリル満点の山です。石灰岩からなる山でロッククライミングの登攀の対象ともなっています。
私が登った倉尾登山口はすぐそばに駐車場があるので、クライミングする方にとってもアプローチが良くとても便利です。登山口から歩いて5分ほどで、東岳と西岳の分岐となる股峠に着きます。最初に東岳から登るので、左方向へ登っていきます。東岳の核心部といえるのが、この崖際のトラバース。鎖と、金属製の足掛けが打ち込んでありますが高度感があって緊張しました。

東岳の途中でのトラバース。
見えるのは東岳山頂。見た目は切り立ってそうですが実際は歩きやすい登山道です。

東岳の山頂を踏んだ後は来た道を股峠へ下ります。下っていると眼前にニョキっと生えた西岳が見えます。あの正面に登山道があるとは思えず登れるのか心配になります。

東岳から見える西岳。これからあの正面を登るのか!?

股峠に戻り一息いれてから、、、西岳へ向かいます。5分ほど急登を登ったら、取り付きに到着。上級者コースと一般コースにわかれており上級者コースに進みます。西岳のほうは鎖がないので、自分の手と足を信じて登りましょう。石灰岩の山なので、浸食作用にできた穴などがいくつもあって足掛かり、手掛かりは豊富です。

西岳上級者コースの取り付き。よく見ると右上に先行者が登っているのが見えます。
西岳になぜ鎖が取り付けてられていないのか?
侵食作用で穴があいた石灰岩。岩角が鋭利なのでグローブ必須でした。

稜線に着いてからは細尾根を進んでいきます。多少雲はありましたが汗ばむ陽気のなか、緑の山々が見渡せて最高に気持ちよいです!

西岳の稜線から。真ん中あたりのテラスにビレイしている人が見える。
北西方向に白い叶山鉱山。削り取られて痛々しい。
西岳の南西面は登攀している方が数組いらしゃいました。

メンバー:星野 会員外1名
山域:両神山・二子山
山行形態:ハイキング 個人山行
コースタイム:
二子山倉尾登山口(9:29)-股峠(9:34)-二子山東岳(10:18)-股峠(10:53)-二子山西岳(12:24)-股峠(14:36)-二子山倉尾登山口(14:44)
地形図:両神山
報告者:星野

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