諸事情でしばらく山行に行けず、衰えが酷い身体に鞭を打つべく、また沢登りシーズン前の体力作りのためにストイックに歩きたいと思い、丹沢主脈のハイキングへ行ってきました。
今回のコースは、主脈末端にあたる焼山をショートカットした丹沢主脈縦走。大倉側から塔ノ岳〜丹沢山〜蛭ヶ岳を経由し、平丸分岐で道志側へ下るコースです。コースタイムだと13.5hぐらいの行程ですね。

累計標高2000を超えるまぁまぁな距離を歩く感じです。最終ポイントに黍殻山避難小屋があるので、終バス時刻に間に合わなければ泊まればいいや〜という気持ちで、宿泊装備を積んで行きました。

道志側の終バス時刻がかなり限られるため、本来でしたら大倉側へ下った方が安心です。平丸バス停で言うと平日最終便が17:41なので、早朝に大倉を出発できないと南→北側工程で日帰りは厳しいです。
前回、丹沢主脈を縦走された本郷さんが信じられないペースで歩かれていますが、スーパー健脚マンですので、この速度を参考にしてはいけません。(6時間て!)
私の記録を出すのが恥ずかしい限りです…(汗
更に私は行きのバスに乗り間違え、出発が遅れに遅れました。
「大倉」行きのバス…ではなく「大倉入口」行きのバスで、市街地内までしか行かないバスでした。(乗った時に登山客が私しか居なくて、その時に察した)
そこからスタートを余儀なくされたので、計画の+40分ぐらいのロス&平地歩き。結局大倉出発が9:00頃になりましたので、この時点で宿泊確定です。(笑

気を取り直して塔ノ岳から順々に登っていきました。晴天で快調でしたが、丹沢山から蛭ヶ岳にかかる稜線では強風がひどかったです。落ちそうで怖い。

水を汲もうとした不動ノ峰水汲場では、道が雪に埋もれていたので下るのが厳しく途中で断念し、またビュービューと風が吹く黍殻山避難小屋を前に、何か非常に物悲しくなり、結局日帰りで平丸バス停に下山しました。(おい) こういう時、一人だと気分に左右されて判断を誤りますね…笑
幸い、近場の友人に連絡が取れたので下山することにしましたが、下山時刻は19時すぎ。
この時間になるとタクシーも道志みちまでは来てくれませんのでお気をつけください。
危うく道志の道端で野宿になるところでした。
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結局、10h程度(休憩含め11hぐらい)の長丁場の山行となりました。
鈍った体には結構きつく感じたので改めて体力の無さを実感です。山行頻度増やさないとダメですね。精進します。
お疲れ様でした!
大倉バス停(8:50)-塔ノ岳(13:50)-丹沢山(13:00)-蛭ヶ岳(15:00)-平丸分岐(17:40)-平丸バス停(19:10)